11月3日(金)の夜学会のテーマは「日本の農業を考える」です。場所はいつものはりまや橋商店街時間は午後7時からです。

先週、金沢に遠征した時、農業に関する本を友とした。改めて日本の農業の脆弱性について考えさせられた。日本のGDP530兆円のうち、農業生産はたったの8.8兆円。2%にも満たない。農水省の年間予算は2.3兆円だから、実質農業規模は5.5兆円ということになる。GDP比でいえば1%ちょっと。600万ヘクタールあった農地は今は350万ヘクタールしかない。農業を主に生きている人は28万人。高知市の人口にも足らない。はたしてこれを産業と呼べるのだろうか。数字を突きつけられるとそのいびつな姿にため息がでそうだ。