9月9日の夜学会

場所は:はりまや橋商店街イベント広場。
時間は午後7時から。

 8月末、高知市で韓日文化キャラバン・高知全羅南道デーが在日韓国大使館主催で開かれた。内容は踊りや歌など多彩だったが、中心は田内千鶴子だった。木浦(もっぽ)で3000人の孤児を育て、木浦の母と韓国人から慕われた高知出身の女性である。

 日韓関係が今のままでいいとは誰も考えていない。領土問題に加えて慰安婦問題など韓国から反日の声が上がれば上がるほど、日本でも嫌韓気運が高まる。今回のキャラバンは日韓の地方同士の交流を深める目的で第一弾が高知市で開催されたことは嬉しいことである。

 今回のイベントは異例である。過去の人のつながりから日韓関係を打開しようとする韓国政府の姿勢を強くにじませたイベントであったからだ。将来の日韓融和が高知の地から始まるのだとすれば、なおさら高知県民は韓国側が投げかけたイベントの意味を重く受け止めなければならないと思う。