5月13日(金)午後7時から

場所:はりまや橋商店街イベント広場 

1990年代のアメリカで、チャーター・スクールという概念が生まれた。ミネソタ州の市民団体が提唱し、1992年、同州のセントポー ルで初めてのチャーター校が生まれ、2005年時点で全米40州3600校にチャーター校が運営されているという。これらのチャーター校に通う児童生徒は 全米の3・3%の及ぶというから侮れない。チャーター校は、画一的な公教育の弊害から脱却することを目的に、いわば教育の民営化を図ろうとするものだった。地域の先生やPTAらが自分たちがつくりたい学校を考え、教育委員会などの公的機関に認められるとその学校に生徒数に応じた公的資金が投入される制度。地域の人々と公的機関との契約で成り立っていて、契約期間内に目的を達しないチャーター校は「廃止」される。