きょうも金曜市に出掛ける。昨日は高知大学農学部の学生さんが山菜採りをしたいというので一緒した。一日、いろいろな話をした。「何で伴さんは炭を焼いた り売ったり、山菜まで手を広げているのか」というのが疑問らしかった。理由は何もない。すべて出会い頭に面白そうなことをやっているだけで、結果的にこれ が頭の体操になり、体力維持にも役立っている。そう、多少の小遣いも稼いでいる。都会にいた時は山仕事に関心を持つ環境になかったのが、土佐山アカデミー との出会いで芋づる式にいまやっている仕事に出会うこととなった。
 ただ疑問に思うことは、僕ができるようなことを他の誰もしようとしないことである。僕は週1回だけ、山菜採りをして金曜市で売っているが、少々工夫すれば、多少の生業になりそうなのだ。夜学会の方はなかなか真似はできないだろうが、露天商はだれだって出来ることなのだ。