自由民権運動は維新後、高知に産声を上げた。多くの運動家、思想家を排出した陰に「夜学会」という学舎が高知県の各地に生まれたことは意外と知られていない。  自由にものを語り、主義を主張するという幕府時代にはなかった風潮が突然、高知の地に生まれ、燎原の火のごとく全国に広まった。全国の自由民権を求める牛耳がこの高知県にフォーカスされた時代だった。  自分たちが思う存分楽しむという高知の県民性はその時代に育まれたのだと考えている。1月23日から始める「はりまや橋夜学会」はその伝統を引き継ぐ試みである。 「自由は土佐の山間より出ずる」というスローガンをもう一度掲げる時が来た。ご支援をよろしくお頼み申す。

1月23日(金) 午後7-8時
はりまや商店街 秋山酒店斜め前の空き店舗
講師:伴 武澄
テーマ:高知から見る東アジア