よろず6.25総選挙の読者の声
2000年06月23日 
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Fri, 23 Jun 2000 色鍵達也 mailto:aec04665@nifty.com 団体職員 男(46)
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今回の総選挙関連のマスコミ報道を見ていると、確かに、森喜朗という人物の
資質に問題はあるにせよ、朝日新聞を中心に、民主党寄り・共産党寄りの非常
に偏向した記事が目立つ。私はどうしても細川政権誕生時の興奮気味の世論、
そしてそれを誘導した朝日などマスコミの論調を思い出す。そして翌年、スキ
ャンダルに揺れる細川政権崩壊のさきがけを担ったのも、同じマスコミだった。
マスコミほど言いっぱなしで無責任な組織はいない、本当の事は書かない、と
いうのが私の実感だ。私自身も含め、事実と異なったことをかつて朝日新聞で
報道され、その後誤りとわかったものの訂正も釈明もなく、周囲には偏ったイ
メージのみが残り、心に傷を負った報道被害者が大勢いることをどうか知って
ほしい。朝日新聞さん、あなたの記事はおおむね民主党や共産党を支持すべく
世論を誘導していますよ。民主党・共産党の政権ができた時、その責任はきち
んととってくれるのですか。

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Fri, 23 Jun 2000 山村 mailto:
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昨日、「民主党に共産主義者がいる(のか私は存じませんが)」ことを理由に、
自民党が「よりマシ」だとおっしゃるご意見を拝見し、少々疑問を感じ、初め
てメールさせていただきました。

私自身は、共産主義というものは、人間の本質(遺伝子プログラム?)を考え
ると、「立派すぎる着物」に見え、賛成できません。
投稿された方も、共産化することを「悪魔に魂を売る」と表現されていました
が、私には今の自民党の政策が、過度に共産化していることに危惧を感じます。

農政が典型ですが、ウルグアイラウンドを受けて毎年4〜5兆円の予算が支出
されています。兼業を含む農業従事者(280万人ぐらいでしたか)一人当た
り100数十万円ですが、農業収入からそれほどの所得税収があるわけもなく、
その差額は主に法人とサラリーマンの所得税で補填されています。

圃場整備は企業でいえば設備投資にあたりますが、それを他の国民が肩代わり
するというのは、共産主義的な発想ではないのでしょうか。
現状の圃場整備の現状を見ると、とても投資に見合った生産性の向上があると
は思えず、○○主義以前のムダ使いのように思えます。
また、それにもかかわらず後継者不足に悩む日本の農業を見ると、何か根本的
な誤りがあるように思います。

自民党員(の多く)は、主義主張などなく、既存の法律と予算に守られた業界
(郵政などの官僚を含む)を支持基盤にしており、自民党は単なる「選挙互助
会」だと思います。

以上を総合すると、自民党は近代的意味の政党ではなく、共産主義を批判する
ような、代替的な主義主張もないように思えるのですが、いかがでしょうか。

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0623の反論
Fri, 23 Jun 2000 Yasunori Hosoi mailto:uzumasa15-1-205@ma4.justnet.ne.jp
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「自分が立候補すれば良いという意見は極論では?」と仰る経営者女(36)方へ。 
どなたが、そんな極論を述べていますか? そうカンタンにキレずに、全体の
構成の中でお読み下さい。自ら立候補すればというのは私を含めて二人居ます
が、それぞれ留保条件をつけています。留保条件とは言いましたが、そちらの
方がむしろ主眼です。もう一人の方も、多分同じでしょう。それを短絡された
らどもなりませんし、事実誤認ではハナから噛み合う筈もありませんわな。
お手間を省くため私のは、「よろず総選挙読者の声(4)」、もう一人の方は、
「よろず総選挙読者の声(5)」にあります。再読されたし。

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Fri, 23 Jun 2000 西出大和 mailto:CEO@rikkoho.com 大学院生 男(24)
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初めてメールいたします。(こちらで皆様が論じられているような)選挙や政
治に対する問題意識を私も持っており、その解決の方法の一つとしてrikkoho.
comというwebサイトを開設いたしました。現在は各候補者のHPのリンク集とし
ていますが、今後はインターネットを用いた政治活動(選挙以外の時の議論や
政策提言など)やもちろん選挙活動などの政治情報提供サービスの場としたい
と思っております。

また、私の研究テーマである「インターネットを用いた電子投票制度」の実現
に向けた「電子投票研究会」もこのサイト内に設置し、制度改革へ向けた働き
かけの拠点としていきたいと考えています。

現在の政治・選挙における問題の多くは「情報伝達コスト」にあると考えています。
有権者は情報(生データやそれを加工したもの)が不足し、政治家(あるいは
それを志望する人)は名前や顔を伝えるために多額の費用を使うという現状では
政治が良くなるはずはありません。

有権者や政治家のモラルや意識などを改善するようにと論じることは簡単ですが、
まずはこのような制度・システムを変えていくことのほうが現実的かつ重要であ
ると思います。

インターネット選挙が導入されれば極めて低コストの選挙費用で当選も可能とな
り、電子投票が実現すれば投票時にこれらの情報も参照でき、なおかつ複雑な選
挙・投票方法(複数票、コメント付票、マイナス票、定数是正など)が可能とな
ります。もちろんディジタルディバイドなどの問題もありますが、今後はこうし
た方向性になってくると思います。皆様の感想(及び訪問)をお待ちしておりま
す。
rikkoho.com(リッコウホドットコム)
http://www.rikkoho.com

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明石安哲氏の合併異論に同感
Fri, 23 Jun 2000 橋本祐輔 mailto:wellmet@bronze.ocn.ne.jp 福祉施設職員
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いつも警鐘の話題拝読しています。 ビリー・ジョエルが伝えた「地方」の雰囲
気で紹介された明石氏の意見に同感です。そもそもただ単に行政規模をい大きく
したからといって何が住民へのメリッとでしょうか。

合併のメリットで想起できるのは
1 各首長が競い合って作る箱物行政が幾ばくかでも制限されるであろうこと
2 職員の統合整理による人員削減(住民サービスの低下も予想される)

つまり、経費の削減が見込まれるだけの話であり、住民にとっては二次的なもの
でしかないのではと感じます。情報公開の原則とした徹底した住民参加の制度の
確立や、住民投票による住民意思の集約などが約束された上での行政規模の拡大
ならば道筋として同意できますが、それには時間がかかるので財政事情で待てな
いだけの話であり、それゆえ自治省や県が強力に推進するに他なりません。地方
分権をお題目は合併機運の醸成と推進の役割しか果たせず、本来の分権と自治の
あり方からはますます遠のいて行くことは目に見えています。

急がば回れということも必要かと思います。かといって住民自身がそれに無関心
ならば自治の理念そのものが喪失してしまうと危惧します。私たち一人ひとりに
このことが突きつけられているという危機感がなければ、もはや自治などとは望
むべくもないと案ずる次第です。自分の責任で身近なところで声を出していくこ
とが少なくとも私にできる最善の方法かと思っています。

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今後の日本
Thu, 22 Jun 2000 reach  ubm74822@hotmail.com
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当方、投資で生計を立てている28歳です。今回初めてご意見を述べさせていた
だきます。

(1)皆さんの政治に対する考え方について
今後の日本について非常に不安感を抱きます。
「近所の川に魚が泳ぐような環境を作ってくれる人に投票したい」
「いつも白票を投じてるが・・・・・」
「戸別訪問をしてもらい、じっくり話をしたい」
「個人で調べるのは大変だから、ジャーナリストは政党の過去事例を比較して」

こんな情けない国は、多分、資本主義を標榜する国家群の中では日本と韓国ぐら
いではないでしょうか?本来、資本主義社会とは弱肉強食が原理です。弱者は強
者の糧になる。ならぬ為にも自らが強者になる。戸別訪問もよろしいでしょう、
ジャーナリストに頼るのもよろしいでしょう、結局依頼体質のままですよね。
私は投資で生計を立てており、常に情報は自ら高額な費用を投じて入手しており
ます。それが当然です。

ものの進め方には政治→戦略→戦術の順にあるものです。
「ヒマラヤに登ろう!」これが政治です。
「北ルートの方がコストと時間が掛かるが一番安全だ」これが戦略です。
「もっていくザイルはケプラーの一番強いヤツにしよう」これが戦術です。

まさに国政政治の代表者を選ぶ機会に何故”川のきれい”を語るのでしょうか?
これは戦術です。

なにより、白票を投じるとは?!
簡単な例を挙げましょう。
文化祭、クラスでコーラスをやるか?劇をやるか?の選択に迫られていたとしま
しょう。貴方は、本当は模擬店を出店したいのです。さぁ挙手の時です。当然、
白票の貴方はみんなの目を無視して手を挙げないんですね?

多分、どちらか”まぁマシかな?”って言う方に挙手なさるんでしょうね、きっ
と。これが民主主義の選挙なのです。それが嫌なら毛沢東なりヒトラーなり有能
と思う人間のパトロンになり、その人間を国政の場に持ち上げる努力をなさった
ほうがよろしいでしょう、多分できないでしょうけど。

掲示されている意見に見事な意見がありました。”選挙を放棄した者には行政サ
ービスに差を付けろ”。正にその通りです。投票は”国民の義務”ではないので
す、”国民の責任”なのです。家庭を守るべく死にものぐるいでお金を稼ぎ、危
機が生じれば矢面に立つ、これは父親の”義務”ではありません、”責任”なの
です。それさえも、この国の人々は判らなくなったのか?と嘆かわしい限りです。
みなさん”責任”の意味がおわかりですか?

本当を言うと、あなた方がおられるから、私のような投資に専念する者が利をあ
げる、いわゆる資本主義的生計を立てられるのですが、今回は違います。本当に
日本は危機的状況なのです。このままでは私を含め全ての日本人が没落の一途を
たどるのです。だから敢えて言わせていただきます。勉強してください。お願い
します。そして的確な判断の元、国政に相応しい人物および政党を選んでくださ
い。

(2)日本の経済について
ケインズ主義を”古くさい”と言った発言があります。ならば質問します。なに
が良いのですか?ケインズの学説は非常に簡単です、国民総生産=設備投資+個
人消費。これだけです。
例えば、10兆の投資があったとします。当然、日本中に10兆がでまわります。
貴方の手にも10兆÷1億=10万円。10万の所得が入るのです。
当然、10万をまるまる使わないでしょ。一部は貯金に回ります。
例えば国民平均(加重平均です)、20%の貯蓄とします。
8万円を消費に回すのだから8万円×1億人=8兆円が市場に再投資されます。
8兆の80%が更に再投資され、6.4兆が再投資され・・もうお分かりですね。
0.8の等比数列です、=4です。10兆が40兆に化けるのです。国民総生産
をアップさせれば良いのですが、さて、どうすればよいのか?簡単です。10兆
を更に20兆にするか、もしくは80%の再投資比率を更にあげるか、この二つ
です。
単純に80%を90%にあげれば先の10兆は88兆になります。これは初期投
資22兆に匹敵します。更に95%なら160兆、98%なら253兆・・・・
もうお分かりですね。

初期投資を倍化させるより、再投資比率をあげる、言い換えれば貯蓄比率を下げ
ることが重要なのです。プラザ合意の時、国民の皆が言いました”これで日本は
ダメになる・・・・$が240円では・・・・”ところが円高の後、バブルがや
ってきました。何故でしょう?からくりは簡単です。当時の日本の投資といえば
米国債と決まっていました。ところが上記の円レートでは米国債は利をあげれま
せん。よって、貯金と言う形の米国債投資が減じ国内投資、例えばMMFや信託
投資、ひいては直接株式投資へと切り替わりました。これにより貯蓄比率は低下
し再投資効率が大幅に向上したのです。

現在の景気を簡単に回復させる方法が再投資比率を上げることです。投資にも色
々あり私のように新規事業に投資したり、企業のCPや株式を購入したり、また
車やテレビを買うのも良いでしょう。ようは貯金するのではなく消費するのです。

では、何故、投資や消費が増えないのでしょう?当然の事ながら、投資には非常
に高いリスクが伴います。自分の領域に踏み込まれたくないから言うのでは有り
ませんが、現時点ではお勧めしません。もう少し景気が回復したところで利益率
の高い企業に投資しましょう。

ならば消費です。でも、皆さんどうですか?この時期に必要もなくクルマを買い
換えますか?土地下落の恐怖があるなか、新築するつもりはありますか?ありま
せんよね。ここで大事なのが、何故今までは住宅や道路に投資すれば投資効率が
高かったのか?です。

それは必要性があったからです。例えば投資といってピラミッドを造っても良い
のです。でも、一つ作ったらそれでおしまいですよね。江戸城を復興させてもそ
れっきり。なんと投資効率が悪いのでしょう?一番良いのは再投資が見込める部
位に初期投資を行うべきです。

例えば、光ファイバーを各家庭に年間1000円負担で接続すべく、国が投資す
る。まずは東京から。確実にe関連の効果がでます。そうすれば”次は大阪か?
名古屋か?”になります。当然e関連の業種や団体に多大なる再投資が行われま
す。e関連を旨く使う業種も業績向上がみられるでしょう。

これは一例ですし、いまさら光ファイバー・・・・と言う意見もあるでしょう
(田舎に高速道路よりはマシですが)現代政治とは経済政策の舵取りなのです。
日本経済の復興を考えるならば、例えば橋本龍太郎氏や村山氏が上記政策具体論
を提示できていれば今頃日本は再度日が昇ったでしょうし、名宰相として名を残
していたでしょう。

今、再投資が見込めるような政策を提示できているのは誰でしょう?皆さん冷静
になって考えてみてください。そしてその政党を選ぶことこそ我々日本人の生き
残る道です。

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安村さんへ
Date: Thu, 22 Jun 2000 新原 mailto:ad@speed.co.jp
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これだけはっきりと言えば、そうとうの袋叩きに近いメールが押し寄せるでしょ
う。勇気?に拍手します。現在の日本が良い悪いは別儀にして、安村さんの主張
にひとつだけ言いたいことは、次のとおりです。

>現在の生活を享受できるのも自民党のおかげである事を忘れては
>いないでしょうか?また、それを選んだのも我々であるという事を。

 上記のご意見は事実に反します。
戦後40年くらい自民党が突っ走るのを野党が牽制した結果、現在の状態になっ
たのです。(バブル崩壊を含めて)そして自民党以下の政治家と官僚のおかげで
発展したのではなく、庶民がよく働いた結果です。政府がなかったらもっと発展
していた。とすら言う方もあります。大前研一さんの「ドットコム・ショック」
などご参考にどうぞ。

また自民党のみであれば、すでに憲法は変わり、徴兵制が引かれているかも知れ
ませんね。教育勅語と大政翼賛会、国体護持の国に戻っている可能性は十分にあ
ります。共産党員は投獄でしょうか。前述したようにそれが良い悪いは別儀です。

 私は共産主義を支持していません。強い野党が必要だとの考えから民主党に投
票しようと考えています。それで無党派と言われても一向に構いません。

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カザフスタンで行った在外選挙
Thu, 22 Jun 2000 岡  奈津子(カザフスタン) mailto:natsuko@nursat.kz
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6月18日付「萬晩報」に、内潟直樹さんが「在外選挙で職務怠慢の在外公館」と
いう投稿をされていました。私は、在勤地である旧ソ連中央アジアのカザフスタ
ンで投票を済ませましたが、内潟さんとそのご友人が体験されたのとはずいぶん
違うやり方でした。

私は、まず前首都アルマトゥ市にある大使館で選挙登録の申請を行い、その後大
使館からメールで「在外選挙人証が送られてきたので取りにいらしてください。
なお投票期間中にそれを受け取ってその場で投票することも可能です」との連絡
が入りました。そのため、投票期間に入ってからパスポートを持って大使館にい
き、その場で選挙人証を受け取って投票しました。日本への必要書類の送付はす
べて大使館がやってくれました。

なお、在外選挙が可能になったことについても、大使館からメールでお知らせが
あったように記憶しています。

このように、カザフスタンでの選挙は有権者に配慮したものだったと思いますが、
いずれにしても内潟さんが指摘されていた点には同感します。(1)「なぜ自分が
かつて住んでいた選挙管理委員会に接触しなければならないのか。というのは、
海外に出る場合、私など日本において、住民票は抜いてきてあります。本籍は別。
だから、その前に住んでいた市町村とは、住民票がないのだから、なぜ関りが生
ずるのか」(2)「その個人がかつて住んでいた市町村との関りを強いるのであれば、
じゃなぜ今回の「在外選挙」は「比例代表」のみに限定されるのか」。

私の場合はかつて住んでいた地区の選挙管理委員会に接触することはありません
でしたが、いずれにしても私の一票がそちらに送付される根拠はよくわかりませ
ん。比例代表のみに限定されるのならば、在外有権者の登録はかつての居住地や
本籍地にかかわらず一括して行えば、外務省側も手間が省けるのではないでしょ
うか。

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Thu, 22 Jun 2000 谷口晋 mailto:tany@aikoku-uacjp 教師(68)
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選挙はキケンします。
選挙区で立候補している方々、知らない人ばかりです。比例区も同じ。支持した
い政党はありません。最高裁の判事に至っては広報だけの情報で適否判定できま
せん。いや、判定しては失礼です。したがって、投票所に出向きません。68年
の人生で、選挙にはほとんど行ったことありません。知らない人に投票する気に
は、遂になれませんでした。

世の中の多くの方が、知らない方によく投票できるものだと感心しています。た
とえば、大阪の前知事に投票した有権者の人々が不思議です。TVなどで知って
いる人間像は、多くの場合虚像です。どうして虚像に投票できるのか、それが不
思議なのです。その結果、あのザマ!

これまでの人生で数回は投票に行きました。国会、県会、市議会などの各選挙で
す。よく知っていて尊敬できる方が立候補されたからです。歳が歳ですから、数
十回の選挙に遭遇しました。そのたびに、知っている方はいるのですが、多くの
場合、品性下劣な方が多くて、投票できない場合が多いのです。私の知っている、
尊敬すべき方はなかなか立候補されません。それで、投票に行く機会が少なくな
ってしまいます。

その本質をよく知らない人に投票するのは止めたいものです。そう皆さんに申し
上げたい。長年知っていて信頼できる人に投票しましょう。そんなことしたら、
衆議院選挙、ほとんど投票する人がいなくなるって?それでいいのではないでし
ょうか?現在の制度が悪いのですから。虚像に票を入れて、裏切られるよりずー
っとましです。人間として納得できます。極端に言いますと、個人意志の尊厳が
守れます。白票や無効票はイケマセン。投票率を高めるからです。

後援会だけが投票して、投票率5%とか6%というのが正当な水準かと愚考して
います。そうなって始めて選挙制度をどうすればよいのか、自ずから回答が出て
くるでしょう!

ところで、そんな事を言うのなら自分で立候補せよ!と言われそうです。残念な
がら65歳まで公務員で立候補できませんでした。公務員が立候補できないとい
う制度も大いにに問題です。議員定年60歳もおおいに叫びたい!

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Thu, 22 Jun 2000 おじいさん mailto:takahuji@clubAA.com 年金生活者(71)
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・みんなが投票すれば、今年、政治が変わるかも!           
・今回投票率が上がれば、国会がガラリと 変わる可能性だって高い
・棄権していては、生活はいつまでたっても変わらない
・ 無党派層が動けば、政治はすぐ変わる
・ 私たちから変えていきましょう。特に今年はチャンスです。

 若い皆さんが拠出してくださる保険料を、年金として頂いている年 寄りがそ
れに報いる行動の一つと確信して、このキャンペーンを行 います。

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限界だ
Date: Thu, 22 Jun 2000 玉木茂平 mailto:aaafp503@kcat.zaq.ne.jp
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政党とか、政治家個人の問題ではなく、経済、政治、社会、全体が、改革の時
期に来ている。既に言い古されている、行政改革、財政再建、経済構造改革は
先ず、政界が、改革して、議員の削減や、政治家自身の身辺を身綺麗にして、
体制を建て治して、行かねば何時まで経っても、同一場所の堂々巡りで終わる。

自民党に顕著にでているが、派閥の親分が金を集め、子分に分け与え、親子相
伝の政治屋になり、地域の利権と結びつき、利益誘導の出来た時代は、もう終
わった事を政治家自身が、悟らねば、国は確実に滅びる。既に兆候は現れてい
る。

青少年が、見さかい、無く、凶悪犯罪を起こし、大人は拝金主義で、金のため
なら、如何なる犯罪でも侵し、凶悪化している。公的機関の職員の規律風紀の
乱れが、人身事故を起こし、国家機関が多額の賠償金を払ったり、治安維持の
警察官が、虞犯の先頭に立ち、各省庁にしても、民間のリストラや経済的苦境
に鈍感であり、少しは自らの職域の合理化を自浄出来ないのか、考えてみたら
どうか?

もうグズグズしている余裕の時間はない、急げ、総ての人よ。

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Thu, 22 Jun 2000 伊藤逸夫 mailto:itoia@orange.plala.or.jp 医師(60)
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明治維新がフランス革命やアメリカの独立戦争、南北戦争のように自由を求め
ての革命でなく、王政復古であったことに、まず日本の悲劇があったと思う。
日本には、真の民主主義が未だに育っていない。戦後から今日まで一つの党、
それは現在の自由民主党が政権を握り続けているという事態は、他の民主主義
国家では見られないことだ。現在政権を恣にしている野中、青木、亀井などは
目先のことばかりに自分の全勢力を注入し、国家のことなどまったく考えてい
ない。そのような自由民主党を今回も支持する人たちが多くて、3党で過半数
を突破する勢いだと新聞は報じている。それを読んで私は絶望している。今と
いう時期がどんなに日本にとって大切であるかを真剣に考えていないのでない
かと思う。といって、民主党では、党内ががたがたしていて、現在の政権党と
変わりない。私は、自由党が大きく伸びて、如何に規制緩和を望んでいるか、
意志表示してもらいたい。

役人と族議員とが癒着し、一つの新しい発想も横並びのため、出来ないような
システムを打破した。

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Wed, 21 Jun 2000 J mailto:junshiito@email.msn.com
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いつも興味深く拝見させて頂いております。小生は現在インドに駐在している
会社員です。日本の情報は1日遅れの新聞で細かにチェックしております。そ
れにしても判らないのは 何故 新聞やメディアであれだけ一国のトップとして
の資質を問われている人間が首相で居られるのか?また最近の世論調査では自
民党が過半数を占める勢い とも在りますが何故そのような人物しか担ぎ出せ
ない政党が第1党となり得るのか?

この国にも信じられないような人物がさる州のトップ(事実上の現在は彼の妻
君が州知事を務めている)に居ます。この人物は明らかに超巨額な不正を行い、
殆どの人間が生活に困窮している折に日本円に換算して数千億円とも言われる
資金を着服している人物です。この人物の事はこの国の人たち全てが知ってい
ます。この人物は自分の人気取りを行う為に貧しい人々にはお金をばら撒き、
邪魔な人間は暗殺すると言う非道を繰り返しています。この州は仏教の縁の地
が多くあり、また鉱物資源も大変豊かに存在している事は調査の結果わかって
います。しかしながらこの様な政治家が君臨したお陰で、この州はこの国の中
で最も貧しい州と成り果ててしまっています。

この国に就いても同じ事が言えます。世界大戦終了後50年初頭までは第三世
界の盟主とまで言われ、国民会議のネルーを中心とした国家運営はそれなりに
うまくいっていました。しかしながら国民会議派の長い統治によって政党は腐
敗し人々の人気取りのみに走り、それに伴ない公務員も同じように腐敗してい
き、現在のこの国が在ります。この国は国土も巨大で優秀な人材も沢山輩出し
ていますが、政治家が残念ながら優秀では有りません。

まさに日本もこの様な道を歩んでいるのではないでしょうか? 国としてのグラ
ンドデザインを描く事もせず、 人気取りの政策に終始し国民に阿り(=ポピュリ
ズム)、終には堕落してしまう。恐らくあと数十年もすれば日本は一般的な凡庸
の国どころか、それ以下になってしまっている可能性が否定できない状況にある
と思います。

今までは、日本が侵略戦争に負けた結果、新たな時代を新しい米国流のグランド
デザインによって現在までの繁栄の基礎を築く事ができました。しかしバブル崩
壊以後は何らかの方針転換が必要にも拘わらず無為無策に陥っている。これは単
に国政を担当する政治家の資質が問題だからとはいえまいか。ひいては何も考え
ない国民の問題か?

小生はこの国の事が大変好きですが、残念ながら政治は日本と同様世界最低のレ
ベルでしか有りません。逆を言えば政治がしっかりしていれば名の通りの大国に
成る事も可能のはずです。我が国も政治さへしっかりしていれば、今までに培っ
たもので、盛り返す事も可能なはずです。今回の選挙で何かが変わる事を期待い
たします。

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