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主張のない日本のマスコミ1999年08月14日元中国公使 伴 正一 | |
| ご意見 | 昨日で国会は終わった。だが閉会に先立つ十日くらいの間、 定数削減問題をめぐって展開された自民、自由、公明三党の 駆け引きにはどうしても釈然としないものが残る。 しかしそれと同時にマスコミが、それを単なる永田町の出 来事として報道するにとどまり、定数削減問題そのものに対 する各社の主張が見えて来なかったのには、毎度のことなが ら失望を禁じ得ない。 どっちつかずでいるのが公正だと考えているのだろうが、 このマスコミの基本姿勢が改まらないかぎり、一般有権者の 政治感覚は冴えて来ようがない。 小渕、小沢の連立合意で謳われた衆議院の定数削減にマス コミ各社は賛成なのかどうか。 それくらいのことはとっくの昔、立場をハッキリしていて いいことだ。 その上で、問題を先送りしようとする動きに同調するのか どうかの立場も明確にする。 こういうことであって始めて読者(一般有権者)は、自分 なりに意見が持てるようになるのではないだろうか。 マスコミ各社は自己主張を持て。 朝日と読売がむんずと組んでの横綱相撲が見られるような、 面白い時世の到来を望んでやまない。 |
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