民主主義: 2003年11月アーカイブ

2003年11月26日(水)萬晩報主宰 伴 武澄

 衆院選の投開票日が過ぎて2週間が経つ。期待が高かった割には盛り上がりに欠ける選挙だった。マスコミの中にいて、誰もが「風が吹かない」と嘆いていた。選挙中の各社の世論調査が「自民が過半数獲得」を予想していたことも影響しているのかもしれない。

 あの選挙はなんだったのか、振り返ってみたい。民主党の当選者177人について翌日の朝刊紙はそれぞれ「民主躍進」と書いたが、社民党と共産党の票を 食っただけ。自民党の地盤を切り崩したとはいえない。菅直人氏が「政権を取る」と豪語したのだから、これは明確に敗北である。党勢拡大程度で満足しても らっては困る。

 一方の自民党の当選者は237人。事前の予想に反して過半数に到達しなかった。総裁選に圧勝し、安倍晋三幹事長を抜擢し、「若さ」と「変革」を強調した が、「改革路線」が浸透したとは到底言い難い。結論的にいえば、保守新党の自民党合流と相俟って、公明党の存在感が増したことだけが目立った結末となっ た。

 今回の衆院選における公明党の貢献は並大抵ではない。比例区の公明党への投票総数から逆算して、選挙区で最低でも1万票、多く見積もれば3万票の公明票 が自民党候補に流れたとみられている。小選挙区で1万票未満の差で自民党候補が民主党候補に競り勝った選挙区を数えてみたら29もあった。

 もし仮に公明党の協力がなければ、この29選挙区で自民党候補は確実に民主党候補に敗れていたはずだから、選挙結果は大きく様変わりしたに違いない。単 純に177vs237が206vs208と接近しただけではない。民主党の躍進が事前に予想されていたらさらに投票率も上がり、比例区でも当選者の上積み を図れたはずだから、確実に与野党逆転が起きていたことになる。

 たらればを語ろうというのではない。今回の衆院選の結果、自民党にとって公明党は単なる連立の相手ではなく、公明票なくして政権維持ができなくなるということを公に天下に露呈する結果となってしまったのである。

 自民党にとってもはや安堵している場合ではない。この選挙結果によって、公明党がへそを曲げれば政権の維持ができないということになった。それこそこれからの政策の意思決定過程においてどこでも公明党の主張がまかり通るということでもある。

 また今回の衆院選では"組閣"はないと小泉首相はあらかじめ公言していたから、浮上しなかったが、次回の内閣改造で公明党の入閣の人数が問題となること は確実である。公明党としては選挙に対する貢献度から複数を要求することはほぼ間違いない。しかも主要閣僚の一角を求めることになるだろう。

 本来、自民党と公明党の支持層は水と油の関係にある。党の体質はかつての社会党よりも懸け離れているはずだ。これまでは保守新党という"かすがい"が存 在したが、もはや自公という1対1の関係になった。一体となるか、対立するか、二つに一つしかない。

 かつての自民党だったら、それでもそれぞれの業界や官庁の側に立つ族議員がいて政官民の癒着体質があって、自民党員でいる恩恵はそれなりにあった。しか し、ここ数年の橋本派の弱体化によって政治による業界への締め付けは相当程度緩んでいる。小泉政権自身が財政の出動を厳格に阻止してきた結果でもある。

 族議員としての利権を失った上、政策決定まで公明党に自由に牛耳られることになれば、政権政党としての自民党のよって成り立つ基盤はますます脆弱になる。

 自公の連立が崩壊すれば、自民党の政権維持はおぼつかなくなる。逆に一体になれば、支持層の相当数を失う。内部分裂の可能性だってある。どちらに転んでも自民党の将来は危うい。

 負け犬の遠ぼえではない。2003年11月の衆院選は後世に史家によって「自民党崩壊が始まった選挙」と評価される分水嶺になるかもしれない。民主党は今回の選挙に敗北したのだが、真剣に政権政党としての準備を始めた方がいい。
2003年11月09日(日)萬晩報主宰 伴 武澄


 きょうは衆院選投票日。筆者もさきほど妻と一緒に投票を済ませてきた。世田谷区上用賀というところに引っ越してきて5年近くになり、多くの選挙で投票をしてきたが、投票所となっている近くの小学校で投票を待つ列が出来ていたのを見るのは初めて。東京地区は幸い雨も降らずそこそこの天候。投票率が高まるのを祈るばかりである。

 これまで数々の総選挙で「保革逆転」「与野党逆転」を好そうされながら、昭和55年以降、一度も逆転が起きたことがないのが日本の政治風土だった。「も うそろそろ!」「今度ばかりは!」といった思いの人も少なくなかったはずだが、毎回その期待は裏切られてきた。

 今回の選挙はマニフェストを前面に押し出し、政策論争が繰り広げられた。このことは大きな前進だったと言わざるを得ない。これまでの「お願いします」の 連呼はすっかり姿を消した。たまたま出会わなかっただけのことかもしれないが、筆者はこの12日間、一度も選挙カーによる連呼を聞かなかった。妻にも子ど もたちも同じことを言っていた。

 選挙期間中、街がほんとに静かだった。本当に選挙は盛り上がっているの不安にさせられたが、各党ともメディアを相当程度駆使した選挙だったし、メディア の方も相当程度、マニフェストに焦点を絞り、各党の違いを浮き彫りにする努力を努めた。この点でもかつての選挙風景とはかなり様相を異にしてきたことは確 かだ。今後、選挙カーによる連呼は姿を消すのだろう。

 首相公選制を求める声が高まった時期があったが、今回の総選挙を見る限り、選挙の構図はすでに首相公選制に近づいている。選挙で勝利した党首が首相にな るという図式が当たり前になれば、首相公選制など導入しなくともいいことも分かった。自民党総裁選で、小泉純一郎氏が「総裁選で勝利した人の公約が総選挙 での公約になる」と喝破したことがほぼ実現しているといえよう。

 最終的な投票率も分からず、投票の行方も分からないこの時間に多くを語るのは時期尚早といわれかねないが、日本の選挙も少しは進歩したかなという印象を得た。

 小泉氏は「自民党をぶっ壊す」と言った。かつての自民党的体質はほぼ崩壊状態となった。自民党を壊すとはつまり古い日本的体質を壊すことである。その面 で小泉氏は十二分にその役割を果たした。問題は壊した人たちが新しい日本を創造するエネルギーを残しているかということである。新しい日本を創造する役割 は本来、別の人たちに委ねられるべきなのである。

 まだ投票に行っていないみなさん。投票に行きましょう。高い投票率で国政を変革するような国民の審判を下しましょう。(11月09日午後0時)
2003年11月08日(土)萬晩報主宰 伴 武澄

あ す投票日。テレビ朝日のニュースステーションではないが、萬晩報としては投票を呼びかけるしかない。筆者の書いた10月28日付コラム「豪速球の投げ合い を続けてほしい衆院選」には少々誤解があったかもしれない。筆者は小泉ファンであっても自民党支持者ではない。愚直にも政権交代を望むものであることを伝 えておかなければならない。


■勇気を持って新しい風を 北 50歳 東京都

萬晩報いつも楽しみにしております。

さて、今回の衆院選は日本の将来を大きく変えうる機会を与えられた選挙かと思われます。やっと、政権をまかせられる相手が同じ土俵の上に面と向かって鎮座 しているのではないでしょうか。しかしながら、現時点での選挙見通しを見てみますと、悲しいかな未だに自民党有利とでております。これだけ、国民自体が苦 しめられ、政治の貧困等といろんな批判が出てるにもかかわらず、この様な戦況になっていることは、私には不可解でしようがありません。なぜ、勇気を持って 新しい風を呼び起こし、挑戦する気持ちを持たないのでしょうか。

政治の貧困さを批判し、世の閉塞を嘆いているだけでは 何も変わりません。自民党が勝利した場合、これは国民 の責任であり、国民自体が腐っているのです。人のせいにしている状況では、日本の将来は本当に ないでしょう。かのクラーク博士が仰った"boys, be ambitious" これこそが、今の日本が思い起こすべき、言葉では ないでしょうか。


■日本民族の愛国心は何処へ 安田修三 バンコク

私 は14年前に日本を離れ、タイに居住した者です。居住地を日本からタイに移しましたが、今もって日本人としての誇りを持って暮らしております。日本の情報 はNHKを始、多くのメディアから入手できますから、暮らしの中に異国でのギャップはないと考えています。海外に暮らす立場で日本を語ることは、日本の環 境にどっぷりつかっておられる方々よりも、冷静に見ることが出来ているといえます。

 今回の貴方の問いかけに対し多くの読者が投稿されて居るのを見るにつけ、IT技術の効用が多くの方々の意見公表の場となっていることを強く感じます。自 分の意見を述べるというのはとても良いことですし、その意見を読んでもらえる場があるということも素晴らしいことです。

しかし、多くの意見が自分の責任範囲が見えない意見であることも確かです。戦後の日本は自民党だけが"しきった"のではないのですが、日本を守ると言う目 的がおのずとして自民党主導になったわけですから、50年経った今日、自民党を倒すとか政権交代などの表現はナンセンスです。意思表現は各自各党が掲げる 主張でしょうが、本来、日本国民、あえて言うならば日本民族を守る大切な選挙であると言う立場で対決してみるべきです。

私は組織の一員として流される行き方を断ち切りタイに暮らしましたが、日本人であると言う現実の中には断ち切れない民族と言う絆があることを、尚一層感じています。

日本国の首相として奮闘されている小泉総理が国民全ての方々のを満足できる万能者でないことはどなたもご存知ですし、不可能なことです。しかし、今日の日 本にあって優れたリーダーであることは確かですし、認めるべきです。阪神前星野監督が退陣挨拶で言っておられたように、阪神と言う野球チームの監督として の重圧は大変なものであると言われています。大国日本の首相としての重圧は小泉さん自身、今までに経験したことのない日々の連続でしょう。ただの"社会的 欲求"のために政治家になろうとする方々とは多少異なると思います。

タイから見た「衆院選によせる読者の声」は、無責任大国日本のありのままを表現したものと感じました。一言で言うならば、日本民族の愛国心は何処へ行ったのか、これからの子孫をどのように考えているのか、悲しく、そして心配になります。

アジアの小国日本は、素晴らしい環境と知恵とが相まって日本独自の文化を築いたのですが、言語においても、蔑ろにする国民が多くなったように感じます。今 やるべきことは、国民一人一人が自分の立場に責任を持ち、身の回りの全ての人たちに迷惑を掛けないと言う"自立心"を身につけることです。まだまだ話した いことはありますが、皆様の意見の中に自分以外の人たちのためになる意見を多く見つけたかった。各自が他の人のことを考えてこそ、集合体が安定すること を、改めて考えていただきたいと言うのが私の感想です。


■感心する小泉首相のマスコミ操作 永田町の半魚人 はげちょろげ

いつもありがとうございます。選挙前ということで、読者の声の配信が楽しみです。

様々な政談が出ますが、小泉首相のマスコミ操作には感心するものがあります。米国では広告代理店が世論誘導するのは常識ですが、その点でも小泉さんは素晴 らしい米国追随をしています。広告代理店によって誘導されたマスコミ記事を見てまじめに考えている。庶民をニンマリ笑って見ている小泉さんの顔が浮かびま す。

「政治好きの熊さん、八さんは文句だけ言わせておけば安心!」ってところでしょうか。いつか「小泉首相の世論誘導とマスコミュニケーションの果たした役割」なんて本は出ないでしょうか。ベストセラー間違い無しですね。

どんなに反対を叫んでも議会制民主主義である以上多数決ですから、結局、強行採決で終わりです。反対、反対と繰り返しても何も変わりません。市民運動と 言っても古臭い左翼かぶれが中心だったりして、思わず、「どこが市民なの?」って、言いたくなります。

政権交替の可能性が常に存在しなければ野党が何言っても無意味です。しかし、小選挙区制に問題があるようで、私個人としては小選挙区制ならば落選票制度を 望みます。現行の選挙制度では「こいつだけは議員にしたくない!」と思ってもお手上げです。たとえ、1:1にならなくとも、得票を減ずるマイナス票制度に ならないかと思います。議員にしたくない権利みたいなのが有っても良いかと。

しかし、平和な国です。
敵が攻めてきたら?の問に「敵ってどこ?話し合えば敵じゃなくなる」とか「攻めてくるはずが無い。」とか。
仮に攻めてきたらあんたはどうするのか?の問に「逃げる!」って答えるアホが政党の幹部に居る国ですからねえ。
わたくしは軍隊に全て賛成しませんが、収奪するものが無いコスタリカと我国を同列にするのもどうかって、思います。

萬晩報様におかれてはマスコミに出てこない事実(この方が絶対に面白い)の
発信をお願い致します。突然長々すみません。


■ 匿名希望 23歳 石川県 

もう明日が投票日ですが、今回の選挙はマニフェストが公表され,テレビでバンバン取り上げられ、あまり政治に関心がなかった人間でも投票する目安になると思いました。マニフェストを見ていて、民主党は高速道路を無料化すると政権公約で掲げていました。

ですが、土木工学を学ぶ私にとって、この公約がいかに不可能な公約だなあと思います。いえ、私だけでな、土木工学を学ぶ人間にとって誰しもがでしょうか。 土木構造物のほとんど(橋、高架橋など)の寿命が約50年以内に寿命がきます。もちろん、10年スパンごとに修理しながら、メンテナンスをしています。戦 後、建設された構造物のほとんどはメンテナンスしても修復不可能なぐらい、傷んでいるのではないでしょうか。道路もアスファルト舗装なら2、3年で、コン クリート舗装なら5年周期で路面がタイヤの摩擦により消耗し替えなければなりません。今、道路公団の借金を全て返済しても、今後、莫大にかかる維持費用を どのようにしてまかなっていくのでしょうか。疑問でなりません。


■国民的議論を呼ぶ問題には国民投票実施を 匿名 44歳 茨城県

長谷川三千子氏の「民主主義とは何なのか」を読むとその限界にため息をつかざるをえないような気持ちになりますが、今回の選挙には行くつもりです。

ペテン師ジョン・ロックの「悪いやつは自分たち以外のやつらだ」という原理に基づくアメリカ型の民主主義をいつまで無思考に受け入れればいいのでしょう か?それゆえ、アメリカはいつまでたっても戦争を止めないのですね。小泉自民党は語るに落ちますが、民主党の限界も見えてきそうです。

小泉総理は、かつてイギリスに留学したことがあるそうですが、彼はいったい何を見てきたのでしょうか?彼はよく、国会答弁などで「日本の消費税は5%それ に比べ、イギリスは17.5%、北欧諸国は25%、それで福祉を同じ給付水準にしてくれといっても無理ですよ」と言っています。これは、国民を実に愚弄し た発現ですね。

イギリスや北欧で生活した経験のある人はわかると思いますが、イギリスでは、食品・医療・福祉・教育などはゼロ税率が適応されていますし、北欧でも医療・ 福祉・教育は、累進性の高い所得税でまかなわれていますし、生活必需品には軽減税率が適応されます。しかも、ほとんどの生活必需品は、小売第1段階でし か、課税されませんから、消費税がこんなに違うのに物価は逆にイギリスや北欧のほうが安いです。

これ一つ取っても、彼がいかに国民を欺いてるかがわかります。彼の行った改革の医療費の総額報酬制や自己負担率3割の国民皆保健制度って一体なんですか?  世界に誇れる制度なんでしょうか? 高速道路や諫早湾干拓などの無駄な公共事業を削減すれば、自己負担率を1割に戻せるのではないでしょうか?

名古氏の50%投票率制度には私も賛成です。しかし、現行の議会制民主主義制度のもとでは、政治に対する無力感をそれでもぬぐえないのではないでしょう か。私は、憲法改正などの国民的議論を呼ぶ問題に関しては、是非、国民投票制を実施してもらいたいと思います。しかも、投票資格を20歳以上ではなく、思 い切って16歳まで下げるべきでしょう。そして、最初の国民投票の議題は、消費税の増税とセット。サラリーマンの所得税の源泉徴収制度の是非を問うべきで しょう。国民は国家の奴隷ではないはずです。物言わぬ無党派層の多くを私を含めたサラリーマンが担っているはずです。そうすれば、日本の政治も大きく変 わっていくのではないでしょうか?


■80歳以上の選挙権停止を 匿名 31歳 愛知県

少 し前に某作家が「老人党」なるものを唱えていた。いろいろと御託を並べていたが、要は「俺たちにもっと金をよこせ」だった。この国の若者はおかしいのだそ うだが、老人はもっとおかしいのではないか。これだけ後の世代から金をむしっておいて、さらによこせとはなにを考えているのだろう。

例えば年金の問題が取り上げられると、必ず「自分たちは苦しい生活のなかからきちんと納めていたのだからもらって当然」という意見が紹介される。しかし現 在支給されている金額が払った額の5倍になっていることはだれも言わない。その差額は誰から引き出していると思っているのか?

「戦争で苦しい思いをした」こともよく訴える。一方的な被害者的発言だが、戦争を始めた社会に多少なりとも参画していた者がいうべきことではない。さらに いうと、その戦争をして敗北したために、今なお他国の軍隊に居座られているのだ。そしてその軍人どもから自国の少女が何度レイプされても、そこに自らとの 関連性を全く見出さない。あくまで被害者は自分たちだけなのだ。当然、戦争中の他国の被害者などまったく眼中になくなる。

3年後からこの国の人口は減るのである。しかし老人は増えていく、比率でなく絶対数で増えていくのだ。「国債」という名で未来から無尽蔵に金をむしってい く世代が増えていく社会に未来があるのか? このままでいくとそんな世代が選挙民に占める割合が圧倒的に高くなってしまう。さらなる未来からの収奪を防ぐ には、老人の選挙権を停止するか、あるいは0・1票とするしかない。

20歳未満の選挙権がないのならば、80歳以上の選挙権もなくてよい。80歳以上の判断力が20歳未満より優れているというのは単なる思い込みである。


■共産党に一票を投じます 匿名 74歳 京都府

国会が解散されました。いよいよ選挙ですね。

ところで、10月9日の毎日新聞には"77歳野中広務氏 かく闘う単独インタビュー" が掲載されました。その中で氏は「テロは絶対に容認できない。しかし、テロの背後を充分検証することもなく、同盟国として安易に米国支持を打ち出した小泉 首相のやり方に疑問と警戒感を持っていた。・・・イラクでは戦争が続行中だ。武装した自衛隊が行くとどうなるか。隊員に犠牲者が出ても当たり前、相手が死 傷しても正当防衛で当たり前--という論理になっていくのではないか。かって誤って戦争した「戦前の日本」に逆戻りしていく怖さがある。PKOが限度 だ。」と述べています。

わたしも全く同感です。経済政策では竹中さんの改革路線が現在もっとも現実的だと思っているわたしですが、小泉さんの対米政策ではあまりにも米国の言いな りで、その下にある外務大臣はアメリカからのイラク支援要請内容について、国会でも嘘を述べているとしか思えません。

外交面ではこの他、小泉さんの相変わらずの自分本位の靖国参拝への固執は論外で、それに拉致問題も、わたしは2週間と約束した上での5人の帰国だったので すから、やはりいったんは約束を守って帰し、その上でじっくりと拉致全体について交渉を進めるべきだったと思っています。現状はすべての交渉展開の糸口を 閉じており、帰ってきた人たちにも家族との再会のみちを閉じてしまっているのです。この現状では総選挙で小泉自民党に投票する気にはなりません。

先の敗戦以来、國の安全保障を米国の核の傘に委ねている日本は、米国の意向を無視することはできないとは思うのですが、現在のブッシュ路線はあまりにも誤 謬に満ちています。民主党はわたしには戦争中勤労報国路線を歩んだ人たちの党、旧民社党の人たちがおり根底から信頼できないのと、民主党と小沢自由党との 合併は基本的な考え方の上で異なり、本来矛盾を孕んでいます。

その矛盾が解消しているというのなら、小沢路線は本来自民党と近い考えがバックボーンにある点からも、まともに自民党に対峙していける党ではないと思える のです。民主党の挙げた閣僚候補に財務相榊原英資旧大蔵省財務官が見られるのでは官僚制打破の匂いは感じられません。

社民党は村山氏を首相にして以来あまりにも信頼できず、共産党は先日の"総選挙にのぞむ日本共産党の政策"でも消費税(大)増税に反対、道路公団や郵便事 業の民営化にも反対で、その理由に「郵便貯金は、零細な国民の貯蓄を守ることを目的とした国営の事業です」と書かれているのを見ると、わたしなどは郵便貯 金は国民からお金を吸い上げて戦争の費用を捻出する機関であったことが印象に残っているので、到底見解に賛成できないのです。

戦争中わたしたち中学生も勤労動員で工場へ働きに行かされたのですが、手当はすべて郵便貯金に振り込まれ自由に引き出せませんでした。もちろん敗戦と共にやってきたインフレで、預金はほとんど無価値になったことはいうまでもありません。

また、近頃は何故か聞かれなくなりましたが、暫く前までは「トーゴーサン」という納税についての批判がよく聞かれたものです。わたしもサラリーマンでした から所得税のサラリーマンについての捕捉率は10、自営業者は5、農民は3割というのを実感してきました。その点では5%の消費税の方がまだしも公平感が あります。

少子高齢化社会を迎えている今日、いよいよ歳入も厳しく、消費税率の引き上げもやむを得まいと思うのです。ただし食糧など誰にも生存に必要なものへの課税 は止めての上でのことですが。共産党の意図するところはたとえ市場経済を加味するとしても、社会の全般にわたって国家の管理を強化し、計画統制経済に移行 することでしょうから、官僚体制の強化を招き、わたしのような自由を愛する人間とは肌合いが違うのです。

ではお前はどの政党に入れるのか? 棄権か? と問われれば、棄権はしません。これも戦争中の経験から、やはり政治の力は強力で、徴兵制度一つ考えても逃 れられず、いつも政治に歯止めを掛けていないと何をされるか分からないからです。野中さんではありませんが、すでに公明、保守新両党の参加に見られるよう な大政翼賛政治は危険です。対米従属の自民党と真っ向から対立する政策を掲げて、常に自民党に反省を迫る政党が、国会に存在が許されていることは自由を守 る上からも極めて大切です。

そういう存在として共産党の国会での存在は意義があり、大切です。またわたしは頭では理念上小泉流の構造改革に賛成し、消費税の値上げもやむを得まい、ま た憲法も完全軍備廃止ではなく専守防衛を明文化した軍隊の存在を認める方が現状に叶うではないかと思ってはいるものの、貧しい一人の年金生活者である自分 の現状から見つめ、体感に忠実であろうとすると、消費税は上げるな、年金を増やせ、医療費負担を下げよ、憲法は守って軍備を捨て再び戦死者を出すなと言う 理想論を掲げる共産党の言い分も庶民の素朴な気持ちを集約しているので、共産党に一票を投じます。
2003年11月07日(金)萬晩報主宰 伴 武澄

■政権交代より政界再編&世代交代 延嘉隆 30歳 福岡県

私は、加藤紘一の秘書を努めた後、山崎拓前幹事長の秘書を努め、昨年10月の衆議院福岡6区補欠選挙に出馬し落選した延嘉隆です。現在は、連座制(出馬制限)の適用を受けております。今回の総選挙への出馬はしておりません。

さて、数日後に投票を迎える総選挙。最大与党自民党は、改革政党への変化を打ち出し、政策実行能力を主張、一方、最大野党民主党は、政権交代を唱えます。 その最大の焦点とされているのがマニフェスト。私は、従来型の曖昧なスローガンを唱えるだけの選挙から、ある程度の責任が伴うマニフェストというものを通 じて、より政策的な議論が行われることには賛成であります。

しかしながら、今、我が国が置かれている国際状況、地方の現状を直視した時、単に、短期的な政策目標であるマニフェストだけを持って、国民に全てを問い掛 けることに対し、一つの疑問を抱かざるを得ません。それは、この日本という国のあるべき姿、国家像の欠落ではないでしょうか。地球という星のなかで、我が 国がどのようにあるべきなのか、そして、私たち日本人とは何なのか。いわば日本人としての魂が込められていない政策など、単なる、文字の羅列でしかありま せん。

 各党の政策を熟読する限りにおいては、少なくとも私には、日本という国がどこに行こうとしているのか、その明確な答えを見出すことが出来ません。例え ば、総選挙の重点政策の一つ、イラク新法の問題を考えた時、今まで、我が国が、戦後歩んできた平和への道筋とは異質なものであり、国民的な議論が行われる こと無く、国家の質が変貌しようとしている現状を憂います。

だからこそ、我が国が、そして、私たち一人一人の日本人が、この日本という国がどうあるべきかという国家像やアイデンティティーを議論することなく、帳面けしの手続き論だけが先行する今の政治の現状に、一人の日本人として警鐘を鳴らしたい。

同時に、60%前後と予想されている低投票率が物語るのは、既存政党による政治に対する不信感そのものだと考えます。最大与野党が、政策的にも、また、政 治理念的にも党内に矛盾を抱える状態での政権交代に意味があるのであろうか。私は、政権交代の前に政界再編、そして、世代交代に期待したい。
http://www.nobuyoshitaka.com/


■今こそ反戦の声を統一しよう! 太田光征 37歳 千葉県

皆さん、民主党に「幻想」を抱いているのではないですか?確か6割が改憲派ですし、傀儡政権に成り果てる可能性の高いイラク政権の「要請」に基づく自衛隊派遣を認めるなどという国民騙しを犯そうとしているのですよ。

これは民主党がアメリカ追随政治を続けることの証です。小泉首相はイラク復興資金と称してアメリカ企業に来年1650億円もくれてやるそうですが、民主党
も基本的に異論はないのです。

また民主党は技術が未確立の1兆円規模のミサイル防衛を導入し、アメリカ軍需産業を喜ばせ、北朝鮮に核開発の口実をあたえるという。こんなことで景気回復 ができるって? 民主党は選挙後に憲法問題で分裂する確立も高いでしょう。比例定数80削減による二大政党制の画策は、後戻りのできないアメリカ型企業中 心政治への道を敷くものです。

 今回の選挙の最大の争点は、民主党への政権移譲などではなく、反戦、すなわち憲法擁護とイラク派兵阻止ではないですか?


■50%バリア論に賛成 石川洋 63歳 岩手県

50%バリア論に賛成。国によってがすでにやっているはず。その前に、NHKが発表する:「開票率1%:当然確実}という報道を禁止すべきです。1%も開票しないのに、結果がわかるならわざわざ俺が出向くまでもない、と思う人は大勢いる。民報はご自由にどうぞ。


■違和感を持つ「読者の声」  匿名 埼玉県

いつも読ませて頂いております。読者の声(1)、(2)と読んでいて非常に違和感を持ったので私も意見を送らせていただきます。

一番大きな違和感を感じたのは低投票率への対応の問題です。50%を切ったところの議席を無効にせよという意見には全く賛成できません。というより怒りさ え覚えます。つまるところこの意見は投票所へ足を運んだ有権者の選挙権を奪えということに他ならないからです。投票をさぼった人間のために投票した人間の 権利を奪うという発想がなぜ出てくるのでしょうか。

投票しなかった人間は自らその権利を放棄したのだから、そこで決まった結果に異議を差し挟めないのは当然であり、彼らは選挙権を行使した人々による選挙結 果を受け入れるという白紙委任をしたと考えるべきです。だから、別に少数の人間で議員を選んでいるわけではない。いや、それは違うと棄権者が言うなら投票 しなさい、それだけのことです。だから、投票をした人の権利を奪うような提案はやめて頂きたい。(江戸時代の5人組じゃあるまいし、さぼった人間との連帯 責任をとらされるいわれはありません。少なくとも私はいやです)

第二の違和感は、自民党を倒すことが正義であるというような論調が多かったことです。自民党政治に批判点は多いですから、そこを指摘するのは当然だと思い ますが、倒したあとのことをどのくらい考えているのでしょうか。政権交代さえすればうまくいくという幻想は、既に過去の実績によって裏切られているじゃな いですか。自民党の後の政権がどれくらいの政治をやれるかを見極めた上でならいいですが、まず倒してみよう、は無責任と思います。小沢氏に期待する声も多 いようですが、彼は一体この10年何をやってきたんですか。これも実績をみれば明らかだと思いますが。

いずれの点も私個人の違和感です。ふたつとも萬晩報の読者層からすれば少数意見なのでしょうね。しかし、ここで3つ目の違和感が出てきますが、ここの読者 層は一般国民の感覚と随分違うのかなぁということです。これまでに掲載された声が一般の声ならば、自民党政権なんかとっくに雲散霧消しているはずですか ら。

それではおまえはどう考えているのか、と問われれれば、「まだ小泉に期待します」ということです。明らかに従来の自民党の枠を壊してその中で新しいものを作れるだけのパワーはまだあると思っているからです。


■公約を破れば落選するという事実を作り出す以外にない 田島 隆

伴氏は今回の選挙を「四つに組んだ大相撲」に例えられましたが、はたしてそうでしょうか。マニュフェストという単語は目新しい言葉ですが、今までの選挙公約です。それを実現時期などを付け加えただけのものに目新しい名前をつけただけのものだと思います。

私は細川内閣から村山内閣までを見てきました。鈴木宗男氏から松浪健四郎氏まで見てきました。消費税反対を公約した党が消費税に賛成したのを見てきまし た。昨日まで不倶戴天の敵だった野中氏が今日になったら伏してお願いすると言ったのも見てきましたし、公明党をくそみそに言っていた熊谷氏があっという間 に豹変するのも見てきました。

選挙公約は公の約束と書きます。ところがその公約はあっても無いに等しく、彼らは自分の都合(政党助成金をもらうため、閣僚になるため、自分の勢力を強め るため)で公約をいとも簡単に投げ捨てています。「公約」なら投げ捨てるが「マニュフェスト」なら守るのでしょうか。そんなことはあるはずがないではあり ませんか。 あるとすれば、公約を破れば落選するという事実を作り出す以外にありません。

だが、そういう事実を作り出すことはますます困難になっているように見えます。なせなら、マスコミはそういうキャンペーンは絶対に張らないからです。
 
もっと大きな問題は自民党と民主党のあいだに伴氏が言うような四つに組んだ対決点があるのでしょうか。

憲法を変えるか変えないかなら分かります。
選挙制度を小選挙区制にするか比例本位にするかなら分かります。
消費税を上げるか下げるかなら分かります。
安保条約とまではいかなくとも、外交政策の大幅転換(少なくともイラク戦争をやめなさいぐらいは言ってもいいのではないか)をするかどうかなら分かります。

ところが、これらの問題では自民党も民主党もほとんど同じことを言っています。これでは似たもの同志の選挙だと思いますがどうなのでしょう。本当はこれら の問題こそ四つに組むべきことだと思いますし、これからの大きな問題はこれらと関連しておきてくるに違いないでしょう。このように考えたとき、今回のマ ニュフェスト選挙は全く評価できません。


■不完全な民主主義国家 真勢大輔 26歳 札幌市

今回の選挙にはマニフェストが全面 に打ち出されていて嬉しい限りです。政党とは本来「同じ政策を持つ政策集団」であるはずなのに、現在の日本の政党は同じ党内でも大きく意見が分かれ、場合 によっては他党の党員の方が近い政策を持っていたりするおかしな状態です。一体何の目的で同じ党を構成しているのか教えていただきたいくらいで、利権が深 く絡んでいるのであろうと疑いたくなります。

民主主義とは国民が政治の方向性を決める事ができる制度であるはずです。今の日本の政党の在り方、達成したかどうかの判断のできないような曖昧な公約、そ もそも公然と公約を無視する政治家。このような今の日本の政治制度が本当に民主主義と言えるのでしょうか。正直現在の日本の制度は民主主義の体を成してい ないと思います。国民の意見を反映させるための方法が存在しないのですから。

戦後の日本の政治制度はGHQが作ったものを基としていて、自らの手で作り上げたものではありません。そして戦後の国作りも、自分の手で作ったものが半 分、アメリカの国力に依存したものが半分、と他人任せな国家運営の側面が多分にあります。今の日本の政治、ひいては日本そのものが、他人に甘えながら作ら れてきたものになってしまっています。そんな状況だったので日本人自らで民主主義を作り上げてこなかったのです。そのつけが今の不完全な民主主義として 残ってしまったのだと思います。

マニフェストと言うものは、従来の公約と違い達成されたかどうかがきっちり判断できる「成績表」の役割があります。国民の民意がきちんと反映されるための 民主主義の最低限のルールです。今回、各党が示したマニフェストはまだまだ完全なものとは言えませんが、それでも今回の選挙を皮切りに、どんどん成熟させ ていかなければならないと思います。日本が成熟した民主主義国家として、国際社会の中で一人前の役割を果たせるようになるように期待しています。


■名古さんの「50%バリアを」に賛成 おぎはら 35歳 神奈川県

いつも楽しみに拝読してます。今回は特に興味を持って読んでいます。

まずは名古良輔さんの「50%バリアを」には私も賛成です。(ちなみに、最近の朝日新聞の「声」の欄でそっくりな文章を観ましたが、同じ方ですか?)そし て、それに寄せた方々の意見にもまた賛成です。ただしその場合、投票権を持たない未成年者や、在日の方への配慮も改めて考えなければならないと思います。

それから、匿名 63歳の「西宮市無党派が増えるのは政治のレベルが低いから」には拍手を送りたいです。中でも 「官から民へ」ではなく、「官は官で正しながら、民を育てる」のが政治なのではないか は天声人語の最近の言葉に載せたいほどです。

ところで読んでいて興味深かったのが、皆さん一様に「打倒自民」であること。おそらくは民主党応援。私もその1人には違いないのですが、本当のところは、 共産か社民を応援したいのです。ただし、現在彼らに任せられるとも思わないし、もし政権を取ったとしても現在の政治をぶっ壊す前に彼らがぶっ壊されてしま うでしょう。ぶっ壊すという意味では、数年前まで共産を応援してたことがありましたが、野党の仲間入りをしたとたんに影が薄くなってしまった。所詮その程 度だったかと、ちょっと残念でした。

それでも自民党支配からは抜け出したいので、今回は消去法的に民主応援という形になります。

郵政民営化は最初から反対ですし、小泉氏が民営化してる国へ視察に行った際に、褒めるところがなくて仕方なくポストを褒めていたというマヌケぶりは忘れら れません。有言実行は見た目カッコイイですが、国益にならないことが判ったらその場で陳謝して、最善の道を探る勇気こそ必要なのだと思います。小泉氏は猪 突猛進型で、最初から危険視してましたが、イラク問題などは既に取り返しのつかないところまで来てしまっている気がします。そのくせ、国民が望んでいるこ とは何一つ出来ていないとも思う。

今回他に、道路・年金など、争点が色々ありますが、私個人的には、何よりもまず「その年の予算は年度内に使い切らなければならない」というワケノワカラナ イ制度の取り消しをしてもらいたいです。業績を内容評価できれば、少ない予算が良いに決まっているし、余った予算を翌年に回すなり、赤字の補填にするな り、次に必要な事業に回すなり、いずれもオープンにするのは当然ですが、市民参加型予算に出来れば、より行政が身近になり地域活性化にもつながると思うの です。

閑話休題、まずは自民党支配を抜け出し、新政権樹立を望みます。出来ればアメリカに対して「Noと言える日本」になってもらいたいところですが。正直、菅 氏と民主党にそこまで期待はしてませんが、細川政権の二の舞にならない為にも彼らが頑張ってくれることを切望するばかりです。まずは白紙票でない投票をし ないと何も始まらないのですけど。

2003年11月06日(木)萬晩報主宰 伴 武澄


■誰も書いたことのないモデル 匿名 33歳 中国東莞市

衆院選には期待しています。

もともと、議会民主主義って言うのは改革では無く、改善を。ゆっくり時間を掛けて進めて行きましょう。という仕組みなんだから急激な動きって出来るわけ無 いんですよね。急激な動きを求めるならば 独裁制になっちゃうんでしょう。だから社会全体のパイが広がりつづけていた日本では既存政権が力を持ちつづけた。だって、昨日よりも良い暮らしが目の前に 広がりつづけているのに、なぜ大騒ぎをしてうまく行っている仕組みに手を入れなければならないの?という意見は正しいと思う。

しかし、日本ってもう限界でしょう。外から見てると良くわかるけど人口が減って行く社会って誰もモデルを書いたことが無い社会だよね。だから1万人以下の利益代表だったり、地域社会の利益代表だったりした議員が ここではじめて国の仕組みを変えようとしているんだと思う。だから国の方向を変えるような提案が出てきた。

という事は日本のこれからは薔薇色の未来では無く、国が衰退して行く未来なのだと思う。人口が減り始め、失業率が大幅拡大して、治安が維持できなくなり、 社会保障が機能しなくなり、国庫が破産して初めて全員が目が覚めて 政治の季節が始まるのだと思う。今回はその破綻が始まり始めての 政治の目覚めの選挙だと20年後に記録できれば良いのじゃあないかと思う。5年前に郵便局が民営化され、道路公団総裁が首になる予測を書いたらキチガイ呼 ばわれることを考えれば状況は動いていると思う。

次のイベントは選挙制度と有権者年齢の訂正だと思う。投票権が16歳からになれば選挙戦ってすごく変わると思う。今の日本社会は20歳以下に借金を背負わ せて、その金で国家が60歳以上を公的買収している形になっているんだから。その仕組みを否定し始めたら、年金改革っていう税制から国の仕組みの大本に手 を付けていくことになると思う。人口減に歯止めをかけるのは可処分所得を60歳以上から40歳未満に移動することでしか得られないと思う。


■真の二大政党実現への第二歩 大山政典 50歳 宮城県

10年前の細川政権誕生と崩壊には大きく期待し、それに比例した落胆を味わった一人です。社会党をも抱き込んで政権奪取を果たした当時の自民党の執念には背筋を凍らせる思いがしました。

それだけに仮に今回の総選挙で政権交代が実現したとしても、前政権の勢力が新政権の弱点やわずかなひび割れを巧妙に突いて再逆転を図り、遠からず実現してしまう事が予想されます。

しかし、それで私は落胆しません。10年前の政権交代では55年体制を突き崩した意味があったのです。再逆転を喰らった面々もその失敗には多くを学んだは ずです。民主党には今回の政権掌握で。自民党しか政権担当能力が無いと感じる幻想から目覚めさせて欲しいのです。

政権のキャッチボールとは不遜な表現ですが、政党だけでなく、我々有権者も成熟して行くためには必要な経験なのです。

■投票に先だっておさらいを 鈴木肇 64歳 会社役員

投票日まであと数日。投票に先立って、ここいらでもう一度自民党の主張をおさらいしておく必要が有るのではないでしょうか。

1.改革は自民党がやると言うスローガンはおかしくないか? 何故なら半世紀にわたって改革どころか国民を食い物にしてきた政党が、突然ここでどうして改革が出来る党になれるものなのか? 
2.公約なんてたいしたことじゃないと言い放った人間がいまだに自民党の総裁だ。みずからが公約なんか、どうせ守りやしないことを国会で証明したのである。そんな党が掲げる政策を信じろと言われても、選挙民が果たして信じられるものか?
3.現在でも大赤字の高速道路などを、民間に払い下げりゃウマく行くというこの不思議。黒字になるものだったら誰がやろうと黒字になるのでは? 出来ない のは黒字ならぬ黒い頭のネズミが食い散らしてきたからではないのか? それとツルんでいたのは何処の何と言う政党だったのか? 

まだまだありますが、とりあえずこれだけでも判断の材料にはなるのでは・・・・


■50%バリアーを支持します 匿名 29歳 奈良

名古良輔氏の「50%バリアー」を 熱烈に支持します。最高裁も「違憲状態」との判断を下す昨今の低投票率にかまけて、私も常々無言の政治批判と白票を気取っていましたが、こういう人って多 いと思います。「マニフェスト対決」等という茶番より余程効果的です。誰もが頭痛を起こすほどの低レベルさを誇る保守陣営と行儀の良い腐れインテリな若手 官僚出身議員とが、違憲状態の投票率の中で対決する、こんな図式では、それこそ「憲法違反政党」に利するだけです。この政党のおかげで相変わらず自民の安 定多数は揺るがない状況である中、「50%バリアー」だけが最後の希望の星です!


■さらに白票も有効に 東幸輝 34歳 東京都

名古良輔さんの「50%バリアを」を読んで、感想かたがた愚案を。「投票率が50%越えない地区においては選挙を無効とする」という考えには原則として賛成です。

ただし私は更に一歩を進めて、白紙投票も有効とし、その白紙投票が過半数を占めたらその地区における当選者をゼロとする、としたらいかがと思うのです。そ して、白紙投票を認める代わりに、投票に行かなかった人は、役所で手続を踏まない限り選挙権を剥奪するというのはいかがでしょうか?

もちろん、諸事情あって投票に行けない人もいるでしょうから、選挙権復活手続は簡素を極める必要があるでしょう。ここまでしてなおかつ投票に行く気がない者は、国政に関心がないと見なしても構わないはずです。

国民一人一人の国政への意識を喚起し、また国政そのものに対する刺激となる(なにせ、何票取れば当選するのか、何議席獲得すれば過半数なのか、最早誰にもわからなくなるのですから)と思うのですが。私もまた、皆様のご意見をお待ちしております。


■民主主義でなく金主主義 KT生 大阪

今度の選挙の前に日経連の奥田会長 がえげつないことを言ってましたね。つまり消費税は上げろ、法人税は下げろ、これをやる政党にだけ献金をやると。自民党はもちろん賛成で献金をありがたく 頂戴するとのことですし、残念ながら民主党も一部乗っかっている様子ですね。財界人の中にも、企業献金は一種の賄賂だと言っている人がいたようですが、立 て前としては民主主義を守るためだとか言っていたはずで、今回のような見え見えの発言は初めてですね。これではまさに民主主義ならぬ金主主義です。国民 も、政党もなめられたものですね。政治が右へ右へと流され、労働組合もあって無きがごとき状態で、財界も気を許しているのでしょうかね。あーあ、どうなる ことやら日本。

話が変わりますが、名古氏の投票率50%以下の選挙は無効にしろという案、おもしろいですね大賛成です。政治に文句を言いながら、誰がやっても同じだ、などと屁理屈をこねて投票に行かない人たちに目を覚ましてもらいましょう。


■人心一新で活力回復を 篠原勝 66歳 香川県

政権交代を実現する1票を――今回の総選挙最大の眼目は、政権交代の態勢が曲がりなりにも整ったこと。この好機をとらえていっきに政権交代を実現させる。新しい権力構造で人心は一新され、日本は21世紀の難局に立ち向かう活力を回復するであろう。


■無党派が増えるのは政治のレベルが低いから 匿名 63歳 西宮市

いつも格調高いレポートを楽しく読ませていただいています。このたびは「衆院選への読者の意見を求めます」という文字に引かれて、少し素人の意見を申し上げて見たいと思います。

そもそも「なぜ無党派層が増えたのか?」というと、少し逆説的になるかもしれないが「政治の貧困化」と密接に絡んでいて、私は「有権者の問題意識は結構高 いのに党派のレベルがお粗末なため無党派層にならざるを得ない人々」が今も大勢存在していると思います。

60~70年代までは安保条約や沖縄返還など「国の将来にかかわる課題」に必死に取り組んで来ました。ひとつ間違えば国の存立を危うくする時代でもあり、 冷戦構造の最前線に居る沖縄を抱えたわが国としてはいやが上にも政治に関心を持たざるを得ませんでした。

その後列島改造論や金権政治に見られる利益誘導型の政治になると視点が「明日」から「今日」にシフトされました。国を挙げて「日本株式会社」へ突っ走りバ ブル経済の昭和元禄に酔いしれました。一生懸命働いて豊かになろうとすると「オイルショック」で産油国にピンはねされ、「ニクソンショック」で儲けはチャ ラにされました。

国内問題であれば犯罪になるようなことが国際的にはまかり通ってしまい、有権者の政治に対する失望が投票率の低下につながったともいえます。「国があって の企業、企業あっての個人」と考え、ひたすら「ボーナス」「退職金」という"賃金後払い"にも耐えて、「明日の日本」を信じてきた有権者は、今また「年金 支払い開始の遅延」と「年金の受取額の減少」「金利ゼロ」「介護保険、健康保険の負担率アップ」に苦しめられています。

衆議院選挙はいうまでもなく「立法府」の構成を決めるものです。立法府は「改革」をするのが仕事です。現状では国の将来が危うくなると思うから、新しい法 律を作って新しい路線を引くのです。それがどうでしょう。「改革、改革」と喧しいことおびただしい。「小泉改革以外は改革じゃない」とでもいいたいので しょうか?改革なくして立法府なしです。

 ここからが本題。

小泉外科部長は患者の診断も十分にせずに初めから手術(改革)するのだという。郵政、道路はここに問題がある、原因はここだからこれだけの人と時間をかけ て手術をする。後遺症の心配はこれだけ。代わりにこんなに元気に活躍できるようになる。とキチットした「診断書」を示せば「明日の日本がこんなによくな る」と納得できるのですが・・・・。それは今から担当医が考えるという。手術を受ける側は「闇雲に切られたらたまらん」と思うのが当たり前じゃないです か。

 「政治が貧困だ」というのは「受身の政治」「問題対応型政治」であって、「明日の日本を創る政治」になっていないからだと思うのです。たとえば「介護保 険」。大勢の年金予備軍はみんな介護を望んでいるのでしょうか?そうではなく「介護の要らない健康な暮らし」を望んでいるのです。だったらなぜ介護の要ら ない社会作りを目指さないのか?「小児科」があるように「シルバー科」を作って、シニァーの生活のあり方、老化との付き合い方、体の健康と心の健康、弱者 保護政策、老化補助具の開発など整備すべきです。誰もオムツをつけたくない。失禁予防薬の開発を望んでいます。運動能力補助器具があれば色んな事故が防げ るのです。私は最近仕事をリタイァして老人の仲間入りをして始めてなんとお粗末な老後支援体制かと呆れるばかりです。

道路公団を民営化するそうです。国の赤字は垂れ流していても(プライマリーバランスなんて用語を持ち出して有権者の目をごまかそうとしても有権者は分かっ ている)、道路公団の債務超過は許せないということでしょうか?最近のテレビ報道では「厚生年金基金」で全国に「グリーンピア○○」という保養施設を一箇 所に何百億円もかけて何箇所も建てておきながら、運営がうまくいかずに赤字続きだから地元自治体に1億円で売却するというが、地元自治体ももてあましてい るという話がありました。そんな馬鹿な!それでも誰も責任を取っていない。ある地元市長は「国や県はまずいから止めたといえば済むが、地元に押し付けられ ても困る」という話です。

 こんなのは国賊だ。公金横領に等しい。厳罰に処すということが政治の信頼を回復することになる。その甘えの構造にメスを入れずに「官から民へ」と逃げら れても、官の腐敗は正されないのではありませんか。それが道路だけにとどまらずダムに、干拓事業に税金の無駄遣いが目にあまりまるで治外法権であるかのよ うに我が物顔に振舞う「官」を養っている政治に有権者は怒っています。「官」と呼ばれる行政府をコントロールするのも「立法府」の大事な使命であります。 「官から民へ」ではなく、「官は官で正しながら、民を育てる」のが政治なのではないかと思うのであります。

 もともと国民の税金を使って国営事業を起こすのは、民間事業としてやらせるには規模が大きすぎるものや、公共性の高いもの、国策として育成する必要があ るものなどに限られているはずであり、その趣旨に悖り利権体質を確立し、天下り先を確保する。そこに税金を投入するという構図を改めない限り有権者の問題 意識を云々されるのは納得できません。

自動車産業や金融業でも国境を越えた合併や資本参加が進められる時代になりました。日本では宇宙関係3事業団は縮小合併ということになりました。一方中国 は自力で有人飛行を達成しました。この際日中合同でアメリカ、ロシアに次ぐ第三の宇宙開発グループを形成するぐらいの大胆なアイデアというのは出てこない のでしょうか?何時までもアメリカの腰にぶら下がっていてはますます核開発の例のように中国、インド、パキスタン、北朝鮮など我々が後発国と思っていた国 の後塵を拝すことになりかねません。

最後にもう一度申し上げます。有権者の問題意識が低いから無党派層になるのではなく、政治のレベルが低いから無党派層が増えるのです。「新しい日本を作 る。日本の明日を作る。そのために生涯をささげる」という人でなく、親の持っていた地盤、鞄、看板のおいしいところだけを受け継いだ甘っちょろい二世議員 に多くを期待できないから無党派層が増えるのです。有権者は政治家の「国を憂える情熱」をじっと見ています。


 衆院選への読者の意見を求めます。読者の声などで掲載します。末尾に名前(匿名希望の場合は匿名と書いてください)、年齢、都道府県名を添えて以下のアドレスへ。
2003年11月05日(水)萬晩報主宰 伴 武澄

 衆院選の投票日まで4日に迫りました。大手メディアは「自民党による過半数制覇へ」という報道していますが、二大政党制の確立のためにここらで政権交代 が不可欠かと思います。萬晩報に寄せられた読者の声を数回に分けて掲載します。みなさんの声を期待しています。下記プロログへの書き込みも可能です。
 http://ch.kitaguni.tv/u/1617/


■選挙に熱いパッションを 中野有 ワシントン

日本や地球のために何ができるの か。そんな気持ちで一票を投じることが重要であろう。危機感がないときには、一人の一票なんてなんの威力もないと考えがちだが、昨今の内外の動向を鑑みる と、家族、地元、国や地球のために何ができるかとの洞察を経て、それが政治に反映されなければ大変なことになると考えられる。

先日、民主党の大統領候補の筆頭であるハワード・ディーン氏の地元であるバーモンド州を訪問した。ディーン氏は、ブッシュ共和党の富裕層優遇と大企業の大 型献金に対抗し、インターネットを通じ庶民の声と情熱を政治に反映させるべく一人20ドルの献金を幅広く浸透させつつあるようだ。ディーン氏はイラク戦に 反対し、国際協調主義とイラクから米軍の撤退を提唱している。分かり易い。

日本ではマニフェストかプラットフォームか知らないけれど、横文字で政党の公約を語っているようだ。何かインテリの政治のにおいが漂っているようだ。もっ と泥臭い家族の利益を核としてそれが地元、日本、アジア、世界につながるような壮大な平和構想とみんなが豊かになるための理想と現実を提示した構想と青写 真が求められているのではないだろうか。

伴主筆が提示されているように萬晩報等のインターネットを通じそれぞれが政治のパワーを考えることが重要であり、またそれが政治に反映されなければならな いと思われる。政治、外交、安全保障にさめた態度をとるのでなく熱いパッションが怒濤のごとく響きわたることを期待している。平和と発展と自由を勝ち取る ために。


■50%のバリアーを 名古良輔@沼津西RC

衆議院小選挙区並びに参議院選挙に おいて、投票率が50%を越えない地区においては選挙を無効とする、と公職選挙法を改正すべきです。再選挙は費用がかかりますから、無効にすべきです。つ まり、その地域の代表はいない、ということになります。これは、その選挙区にとって大きな痛手でしょうから、地域挙げての投票率向上運動が行われるはずで す。地域独自の取り組みが行われるなかで、地域社会が活性化するはずです。総務省の投票率向上運動は、おざなりです。向上して一番困るのは、自民党でしょ うから、成果が上がるはずがありません。

いかがでしょうか。投票するのが、どの政党であってももちろん良いのです。3割にも満たない有権者の投票で代表が決まるならば、特定の利益集団、そして特 定の宗教団体の意向ばかりが政治に反映されます。これは民主政治にとって、極めて危険なことです。その意味で、いわば50%ルールは民主主義を守るための 最低条件ではないでしょうか。みなさまの御意見をお待ちしております。

http://www.aiai.net


■小泉首相は何をやったのか? 匿名希望、52歳、兵庫県

萬晩報10/28号を読ませて頂きました。なぜ小泉支持を続けられるのか、全く理解できません。彼はこの数年間にいったい何をやったか。

靖国神社に参拝を繰り返し、国交回復30年になる中国との関係を傷つけた。一方でブッシュ大統領には忠誠を示し、国際法違反で国際世論があれほど反対した イラクに対する攻撃をいちはやく支持した(ウォルフォウィッツが「テロ」攻撃を受けた、と報道されているが、そうならば、アメリカがイラクの人々に対して やったことは巨大なテロ攻撃であり、アメリカは、チョムスキーが言う通り、巨大な「テロ国家」ということになる)。そればかりか憲法に反してイラクに自衛 隊を派遣することさえ約束した。国際的に見て、真の「国益」に反したことばかりやっているではありませんか。私は本当に怒っています。

私が小泉氏のやったことで唯一評価するのは、昨年の日朝平壌宣言です。しかし、その後がよくない(私は北朝鮮の体制を擁護するものではありませんが、日本のネオコンは危険です)。

政権交代には賛成です。少なくとも菅・小沢氏は、政権をとれば、イラクには自衛隊を派遣しないとテレビ番組で明言しました。民主党に期待しているわけでは ありませんが(公共事業関係の改革以外は全く期待していません)、政権交代しないよりはしたほうがいいと思います。

有権者のレベルが低いのは、日本のマスコミの影響が大きい。それを少しでも正しい方向に変えていくために、萬晩報などは頑張って頂きたいものですが、小泉支持などと書かれていると、がっかりしてしまいます。


■今度の選挙こそ自民党を倒そう! 匿名 66歳 横浜市

今度の選挙こそ自民党を倒そう!!!!
私は今までどちらかといえば自民党支持者です。政策も今まではよくやってきたと思っています。野党が政権を執っていたら、今日のような日本の繁栄はなかっ たと思います。しかし、50年以上も政権を担当すると、あらゆるところで弊害が出てきています。その弊害を一番よく知っているのは、自民党の議員自身で す。小泉首相自身、"自民党をぶっ倒す"といっているのですから。首相まで経験した人たちが野党に移っています。それが大きな流れにならないのは、自民党 を離れたら、金銭面その他の理由から、次の当選が難しいからです。中曽根、宮沢の様な大政治家でさえ自民党を離れては当選が難しいのです。逆に言うと、そ れほど政治権力を支えるものが、自民党単独に集中するシステムが出来てしまっているからです。これを壊さないと日本の将来はありません。野党が政権を執っ た場合、一時的な混乱はあるかもしれませんが、日本の再生には避けて通れない道です。その混乱を恐れていたのでは日本の将来はありません。今度こそ自民党 を打倒しましょう。打倒 自民党  !!! 


■常識を変えましょう 松島弘 41歳 東京都

民主党の政権奪回を願ってます。日本の有権者の常識を覆したいです。都市部は自民党嫌いも多いと思いますが、地方も郡部に行くと、やはり「結局自民党でしょう。それしかない・・」という風潮が明らかにあります。

民主党が政権を取り、浮かれずに地道に展開してくれれば、この戦後常識もくずれます。地方の常識をくずさなければ、空気感は変わりません。小沢嫌いも多い とは思いますが、政権を取った後の一番大変な時期に、意外と屋台骨をやってくれそうな気もします。

以上の意見は、たぶんに差別発言であると思いますが、それでも真実を含んでいると思いますので、表現を和らげずに書かせていただきました。常識を変えましょう。

くたじゃ報HP   http://mkf-lab.com/kutaja/


■衆愚政治からの脱却を 匿名 61歳 東京都

三重県の前知事である北川氏の提唱で始まった、マニフェスト選挙と言われる今度の衆議院選挙は大変な意味のあるものと云えます。小泉改革の自民党か、政権交代の菅民主党かの激突が焦点になってもいます。

国民はこれまで政治が悪いのは政治家の所為にしてきた、果たしてそうなのだろうか? わたくしは国民自身が成熟していない為で、そのツケが自分達に返って 来る事を認識せず目先に利益や情実で悪政をつくってきたのだと反省すべきと思っています。如実な例として挙げられるのが、族議員の跋扈、2世議員の増加な どはどれだけ国民に悪影響を与えているか分からない。真の志をもった政治家が育たない要因になってもいる。国政は会社など自家営業ではないはずである。国 民全体に対する国家観を基盤にした視点に立たなければならないはずである。そういう意味で特に自民党は改革すべきである。

また、政治家に要求したいのは国民の痛みを知る政治を行って貰いたいと言う事である。自国の国民の痛みを知らずして外国の手助けなど出来る訳はない。国民 もこれからは「国に何かをやって貰う事ばかり考えず、国の為に何を為すべきか考えるべきである」。この認識が高まれば自ずから政治は国民のものになってく るはずである。これまでの延長で小泉改革をしていくのか、変化を求めて新しい政権の誕生を期待するのか今こそ我々は重大な岐路に立たされている時はないも のと云える。


■国民は家族 匿名 31歳 兵庫県

国民を家族とみなす考え方は、戦前 の軍国主義を支える思想として悪用されましたが、会社が倒産し家族が離散し社会不安が増大するなか、「同じ日本国民なのだから、お互いに扶けあう」という 肯定的な意味合いでもう一度、再認識されるべきではないかと考えています。今回の衆院選ではマニフェストが発行され、利権ではなく政策中心の選挙になりそ うです。 これを契機に、政治家と有権者とのあいだで「お互い同じ目線にたって、この国のことをよく考える」と習慣が芽生えれることを願っています。



 衆院選への読者の意見を求めます。読者の声などで掲載します。末尾に名前(匿名希望の場合は匿名と書いてください)、年齢、都道府県名を添えて以下のアドレスへ。

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