2015年12月アーカイブ

今年最後の金曜市は25日もクリスマスだった。去年の最後の金曜市でナンテンを持ち込んだところ大変な人気だった。正月飾りのつもりで置いていた松やウメの枝も欲しいという人にあげてしまった。

今年は松竹梅で正月を迎えようと前日、山の仙人に頼んだ。山の仙人は松はあそこで、ウメはあっち、ウラジロと笹もいるやろうと、山を跋渉してくれた。おかげで僕の軽自動車は松竹梅とナンテンの枝でぎゅうぎゅう詰めになり、帰り道にタイヤがパンクしてしまった。

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もう10年以上前だと思う。萬晩報読者だというイタリア在住の日本人青年からメールが来た。飯田亮介といった。テルツアーニの「反戦の手紙」を翻訳 したと、その全文を送ってきた。確か木曜日だったはずだ。一気に読んで翌日、WAVE出版の友人の社長に電話して、そのメールを転送した。その社長は週末 に翻訳した「反戦の手紙」を読んで、月曜日に電話してきた。「ぜひうちで出版したい」。ということで数カ月で日本語版の「反戦の手紙」が上梓された。

イタリア在住の日本青年はその後もイタリア文学をいくつか翻訳出版しているが、「海にはワニがいる」という本は知らなかった。取り寄せて最近読んだが、これもまた一気に読ませる一冊だった。こういう物語が多くの日本人に理解してもらいたいと思う。


20151223mainichi 001.jpg定年後Uターン、炭の露店が人気の元共同通信記者、伴武澄さん /高知おきゃくトーク

毎日新聞2015年12月23日 地方版

 都会を離れ、高知の自然の中で暮らしや人生を見つめ直す人がいる。共同通信記者として東京などで活躍した伴武澄さん(64)もその一人。定年退職後の2011年、出身地の高知に移住して炭作りに目覚め、商店街に出した露店は人気を集めている。毎週金曜夜に開く市民の勉強会「はりまや橋夜学会」は30回を超えて続く。高知暮らしの魅力を聞いた。【最上和喜】

 −−長い間、記者を勤めました。


 土佐の高知の刃物を馬鹿にしてはいけない。土佐山田の穂岐山刃物を取材した。世界を驚かせた京セラのセラミックス包丁の研磨を一手に引き受けるなど黒子に徹してきた企業で、独自のセラミック焼成技術を完成、美しい文様を生み出すダマスカスナイフの市場投入、宇宙技術で使われた表面処理技術を導入した切れ味の持続する包丁など世界に発信する新機軸を相次いで打ち出している。

 穂岐山刃物がある旧土佐山田町は500年の伝統を持つ土佐打刃物の産地。穂岐山は大正8年、刃物問屋として創業した。昭和になって、地場の農機メーカー向けに農作業用刃物を納入、さらに家庭用包丁、大工道具などに業容を拡大した。昭和50年代からロール鍛造を導入し、大手商社と組んでベトナムの復興援助などで業容を拡大した。ハンマーでたたくという旧来の刃物づくりを脱し、円筒形の金型と通過させる鍛造技術を応用したことが刃物の大量生産につながった。

12月25日(金)のテーマは「土民国の理念について考える」です。
時間は午後7-8時。
場所ははりまや橋商店街。

第36回夜学会は今年の最後を飾る勉強会。これまでの一方的な講義ではなく、みんなで考える夜学にしたいと思います。土佐人民共和国は仮想の国家ですが、 おおくの人が住みたい、暮らしたい国家観が不可欠だと考えます。土佐が輝き、日本からみて羨ましいほどの存在感を示したのは明治初期の自由民権運動の時代 だったことは確かでしょう。アメリカ独立やフランス革命が掲げた自由と平等という概念はその後の世界政治に大きな影響を与えました。土民国が輝くにはそう した人類普遍の理念が不可欠です。はりまや橋からそんな議論を起こしたいと考えます。ぜひ、有意義な時間を共有したいと思います。

12月18日(金)のテーマは「移民と国家の理念」です。
時間は午後7-8時。
場所ははりまや橋商店街。

以下は2000年に「150万人の外国人受け入れが自然体」と題して書いたコラムに対するイギリス在住だった読者の感想文です。当時、萬晩報にはずばらしい読者た多くいたことに今更ながら驚いている。

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二週間ほど前、信濃毎日新聞の丸山さんから携帯が鳴り、夜学会について電話取材を受けた。その前に丸山さんら共同通信社加盟紙の論説委員長たちが高 知新聞で会議をしたついで金曜市の露店を訪れてくれて、夜学会の話をしたのがきっかけだ。ありがたいことに12月6日の社説で僕らの夜学会のことを取り上 げてくれた。
http://www.shinmai.co.jp/.../20151206/KT151201ETI090006000.php

 高知市中心部にある「はりまや橋商店街」。一角にある空き店舗を会場に「夜学会」が始まったのは今年1月のことだ。
 定年退職でUターンした元共同通信記者の伴武澄さん(64)が主に講師を務めて開いている。
 安全保障関連法などをめぐる安倍晋三政権のやり方に危機感を抱き「もう1回自由民権運動をやらなきゃいけない」と思い立った。
 憲法とは何か、国家とは何か。市民が学びながら根本から問い直し、自分の考えを主張する。
 金曜日の夜に開き、既に30回を超えている。十数人の小さな集まりだが、通り掛かりの市民が立ち寄ることもある。これからは外部からも講師を招き、活動を広げる考えだ。
 安全保障関連法をめぐる論議は全国各地に「憲法カフェ」などの勉強会を誕生させた。若手弁護士が中心になっている。
 同法に反対する大学生らの団体「SEALDs(シールズ)」は「民主主義って何だ」と根源的な問いを投げかけた。街頭運動も新しいスタイルで展開した。
 自ら考え、声を上げ、行動する。そんな自由民権運動の水脈が今に続いている。ただし幅広い民衆の関心と支えがなければ、孤立し、絶たれかねない。
 明治維新、昭和の敗戦。画期に民衆の学ぶ意欲は高まった。安保政策の転換に加え政権は憲法改正を視野に入れる。現代の画期は見えにくい。だからこそ各地でそれぞれの夜学会が広がってほしい。

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春にキクイモを露店に出した時は何の反応もなかったが、11月から意外な反応が起き始めた。先週は籠一杯のキクイモがあっという間に完売。その後も 「キクイモはないの」という客が何人もやってきた。メタボの人たちが少なからず、キクイモに頼っているらしい。医薬品でないから、効用をうたってはいけな いらしい。だが多くの人がキクイモを欲しがっていることは間違いない。

先週はあまりに人気なので、隣でおでんを売っている山岡のお姉さんに、「キクイモをおでんに入れたらいかん」って聞いたら、「いかん、いかん、別に焚いて あげるき」と別の鍋に煮てくれた。食べてみたらこれが美味。隣でただ坐って露天商を楽しんでいる芝さんに「食べてみや」と差し出したところ、「これはうま い。きんぴらや天ぷらよりずっとうまい」。

そんなことで、明日はキクイモをそれこそたんと仕入れた。でもこういう時って売れないんだよね。

12月11日(金)のテーマは「グローバリズムとな何か」です。
時間は午後7-8時。
場所ははりまや橋商店街。
その後、忘年会を「公文屋」で開きます。

1996年、『日本がアジアで敗れる日』を文藝春秋社から上梓したとき、グローバリズムという言葉を見出しに使った。そして資本、英語、税制、M&Aを キーワードにした。さらに、「国境なき人材交流」と「世界標準への跳躍」という章も設けて21世紀への世界経済の見通しも書いたつもりだった。

欠けていたものがあった。「戦争」という概念だった。ブッシュの「フセイン征伐」以降、地域紛争が宗教対立と激化し、憎しみの連鎖を生み出した。このことについては大いに反省している。

20151208.JPGのサムネール画像七厘社としてのお正月商品を開発中。昨日、町で結納の品を扱う店にぶらりと入って、ひらめきがあった。

水引と木炭。

これは「朝日」という結い方なのだそう だ。店の女将が結ってくれた。この木炭は七輪用に6センチに切ったものだが、もう少し長めに切って、水引を飾れば、立派なお飾りになる。おお美しい。


12月4日(金)のテーマは「伊勢神宮と物見遊山」です。
時間は午後7-8時。
場所ははりまや橋商店街。

伊勢の地にアマテラスが祀られたのは、西暦600年代末期の天武天皇の時代とされる。皇室以外の参拝は禁止されていたが、江戸時代になり、庶民から「お伊勢さん」と親しまれ、「一生に一度は伊勢参り」といって人々が伊勢の地を目指し た。年間30万人がやってきた。自動車も汽車もない時代のことで、日本の人口も現在の3分の1の3000万人ぐらいだったころであるから、大変な数字であ る。しかも、何回か「お陰まいり」と称して数百万人が押し寄せるブームもあった。日本人の伊勢神宮への思い入れは大変なものだった。

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