2014年1月アーカイブ

 初代韓国統監を務めた伊藤博文を暗殺した安重根の記念館がハルピン駅に完成した。韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が中国にこの記念館の設立を要請した時、菅義偉官房長官は「安重根は犯罪者だ」だと発言し、、韓国は「病的な歴史認識だ」と猛烈に反発した。

 先月、高知市の喫茶店でこの問題が話題になった。居合わせたある論客が面白いことを言った。
「菅さんはとんちがないねや、安重根は日本では犯罪人だが、僕が韓国人だったらやっぱり民族の英雄になるはずだ、ぐらいのことを言えば、韓国の人たちはぐうの音もでなくなる。振り上げた拳のやり場に困るはずだ」

 うーん。さずがは自由民権の発祥の地。考えることが違う。
e0d5201c27c51ad8a3f2e91aa19c2de7.jpg時事通信配信の田中秀征氏インタビューが高知新聞に掲載された。細川護煕が脱原発を掲げて都知事選に出馬することに「「シングルイシュー」と批判があるが、田中氏は「オリンピック、防災、高齢化対策、子育てなどの問題 は、誰が知事でもやらなければならない共通の課題」と一蹴した。誰もが掲げる右へならえの「公約」などいくら並べても争点にはならない。僕はワクワクする ような争点を待っていた。

細川、小泉氏「最後の仕事」=原発避けて通れず-検証インタビュー・田中秀征氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014011700669

 「細川・小泉」の元首相連合の参戦で大きなうねりを見せ始めた東京都知事選。2人をよく知る田中秀征元経企庁長官はインタビューに応じ、細川護熙元首相 の出馬決断に至る経緯を明らかにするとともに、争点について「原発の問題は避けて通れない」と強調した。田中氏に細川氏出馬の舞台裏を聞いた。
                         龍谷大学 教授 中野 有

北朝鮮という世界で最も不確実性の高い国が急変している。そして日本の目と鼻の先の韓国や中国との関係が尋常でない。日本国内でもハードボイルド的な強い国家像が描かれその方向に向かいつつある。100年前に第一次世界大戦が勃発した。当時のドイツやフランスとの不安定な関係以上に核やミサイルを持つ北朝鮮の危険因子を冷静に分析すると北東アジアの動向は極めて深刻である。

地政学的変化が顕著であるからこそ変化に対応する柔軟な発想が求められる。北朝鮮の軍事国家や最近の中国のハードボイルドに対して勢力を均衡させる意味で、日本もハードボイルドな姿勢を示すことも大切かもしれない。
201401002_tsrc_1.jpg 中学生のとき、地区のキリスト教会が合同で企画したワークキャンプに参加した。
 多感な年頃の友だちや尊敬できる先輩と出会って夢中になり、社会奉仕に打ち込んでいい気になっている私に、母は言った。「庭の雑草取りもしないで、ワークキャンプなんてやっても意味がない」。母は生真面目な正義漢で、浮わつく私をいつも現実に引き戻してくれた。

 「共に生きるために」をテーマに掲げるアジア学院と出合ったのは、高校生のときに参加したワークキャンプでのことだ。
 今は学校法人になったアジア学院は、栃木県の西那須野にあって、世界の、特にアジアとアフリカで働く農村指導者を育てている専門学校だ(福島第一原発から110km地点にあるアジア学院は、2011年3月11日、東日本大震災の被害を受けて、農村伝道神学校に一時疎開)。
 毎年世界各地から約30名の研修生がやって来て、寮に入り、自給自足の生活をしながら、一年間農業を学ぶ。1973年から40年間で56カ国、延べ1245人の学生を受け入れてきた。
 昨年10月5日、徳島市で世界連邦四国ブロック大会が開催された。全国でブロック会
議があるのは四国だけ、4県の支部が順番に大会を開催している。第1回目が。東京オリ
ンピック開催の前年、1963年だったから、50回目の記念すべき大会となった。

 今回の大会で面白かったのは、参加者を交えた議論が広がったことだった。原発や環 境問題、はてはエスペラント語にまで広がった。個人的に面白かったのは徳島支部の一 人が発言した領土問題だった。

「徳島県は賀川豊彦の故郷、賀川ランドをつくれないものか」 「つまり世界連邦の領土ということか」 「そういうことだ」 「確か、作家の北杜夫が自宅を領土としたマブゼ国を建国したことがある。架空の国家 だが、どこかに、ここが世界連邦の領土だと宣言すれば面白い」  ここまでは現実の議論で、ここから先は帰りの車の中での議論だ。

「今日の大会は珍しく議論が盛んだったね。面白かったよ」 「そうそう、予定していた講師がこれなくなったため、議論の時間が生まれたんだよ」 「日本大会もそうだが、参加者が意見を戦わす場が全然ないのはおかしいよ」 「昔のブロック大会は泊まり込みで2日にわたって開催していたからそんな時間もあっ た。サンデル教授の白熱教室みたいにやれたらいいね」 「さっきの議論の延長だけど、土佐市に使っていない農地が2反ほどあるんだけど、世 界連邦の領土にしてもいいよ」 「えっ、それいいね。世界連邦領土なんて看板を立てれば話題になるかもしれないぜ」 「やろう、やろう。『高知県に初の世界連邦領土』なんて見出しでニュースになるかも しれない」 「土佐市自身がかつて世界連邦宣言しているんだから、全く問題ない。市長に提案して みようか」

こんな議論が車内で延々と続いた。そんな話は不真面目だと怒られるかもしれないが、 本人たちはいたって真面目なのである。大上段に世界連邦を振りかざしても誰も振り向 いてもくれない。だから議論の引き金になる目に見える行動が必要だというのが共通認 識である。

松山支部はこれまでも平和出張や授業作文コンクールに力を入れてきたが、昨年から世 界連邦の幟をつくった頻繁に街頭に立っている。松山市内だけではく、原爆の日には広 島市に出かけ、東京で理事会があった際には新宿でも街頭に立った。議論も大切だが、 行動が不可欠というのが松山支部の考え。今回の大会宣言では「次回開催地の高知で世 界連邦四国八策(仮称)を策定する」ことを決めたことは大きな前進だった。
高知支部としては次回の大会から四国以外の支部からの参加を求めることになったこと を報告しておきたい。(文責 伴武澄四国ブロック会長)

このアーカイブについて

このページには、2014年1月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2013年12月です。

次のアーカイブは2014年2月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

ウェブページ