走り出したハイブリッド・電気自動車

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  右の写真は中国のBYDが開発中の電気自動車F6。デトロイト自動車ショーで公開されたメタリックシルバーの精悍なボディ。BYDは昨年12月、プラグイ ンハイブリッド車F3DMを世界に先駆けて発売したことから一躍、存在感を増した。アメリカの投資家バフェット氏が同社に投資すると発表したばかり。オバ マ米大統領の就任演説でも「太陽光と風力でわれわれの自動車を走らせる」と述べ、石油一辺倒だったブッシュ政権からエネルギー政策を180度転換させたば かり。経済危機で自動車の販売は世界的に大きく後退しているが、ハイブリッドや電気自動車に追い風が吹き始めた。
  トヨタ自動車はプリウス(ハイブリッド)の3代目を5月に発売すると発表した。エンジン排気量を1500ccから1800ccに拡大し、燃費性能も約1割 改善。ガソリン1リットル当たりの走行距離は36―40kmに達するという。性能アップに併せて販売価格は200万円台半ばまで上昇するとみられる。トヨ タは世界市場ですでに100万台以上のハイブリッド車を販売してきているが、価格次第では後発メーカーに追い上げられる可能性もありそうだ。

  逆にホンダは2月に発売したハイブリッド車・インサイトを189万円に設定、ハイブリッド車に価格競争を持ち込んでいる。これまでシビックなどにハイブ リッドシステムを搭載してきたが、ハイブリッド専用車を持たないことがハンデとなってきたといわれてきた。そういう意味でインサイトは起死回生を狙った戦 略車といえよう。難はデザインがプリウスに「似ている」という点だけ。ヒットの可能性は大いにある。


   BYDがすでに発売したプラグインハイブリッド車F3DMは価格が日本円で約200万円。中国車としては高い水準だが、バッテリーだけで100km以上 走るといわれるだけに、驚異的な価格設定である。BYDはもともとが電池メーカー。中国の経済成長に合わせて急成長し、いまは世界有数のバッテリー会社。 欧米ではテスラなど異業種から自動車産業に参入するケースが増えており、バッテリー会社が自動車をつくるとどういう車が誕生するのかを示す格好の例であ る。

【三菱自動車】i MiEV(アイミーブ)、電気自動車、今年夏ごろ発売、注目は価格。
【BYD】中国、F3DM(プラグインハイブリッド)2008年発売
【Think】ノルウエーのThink City、電気自動車、1999年誕生。
【テスラ】IT関係者が出資した電気自動車、2008年発売、走行距離233km
【慶応大学】エリーカ、8輪の実験車


 【GM】Volt(プラグインハイブリッド)、2010年、1回の給油充電で1000km走れるという。本当なら大化けするかもしれないが、GMは経営危機に直面して大規模なリストラを敢行中。開発に遅れが出ないといいが・・・。。

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このページは、伴 武澄が2009年2月13日 22:06に書いたブログ記事です。

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