リマに滞在して10日目にCivil Marriageを迎えた。
私たちは、午前9時頃に起き、ビクトルが近くのパン屋で買ってきてくれた焼きたてのカルネに、ハム、チーズ、野菜、昨晩の残りのチュレタスを挟んで、朝食を取った。ビクトルは、ほとんど日課のように、毎朝、近くのパン屋で焼きたてのカルネを買いに出かけたものだった。
朝食後、翌日からのハネムーンのため、私たちは、彼女のジーンズ、スニーカー、サングラスを買いに、La
Fabricaや靴屋に出かけていた。La Fabricaには、一年前に彼女と一緒に働いていた店員はいなかった。
正午過ぎになると、彼女はメイクのため近くのサロンに出かけ、私は近くの服屋で仕立ててもらった学蘭のような衣服を纏い、身支度をした。彼女の帰宅後、私たちはCivil
Marriageに署名してくれるナティの友人のエリを途中で拾い、リマ市のセレモニー会場に車で向かった。
会場に到着すると、「おじいさん」のファミリア、「おばあさん」のファミリア、友達のロメやジョージ、エリのお母さんが待っていた。イベント会社で働いているファウストはカメラマン役だった。
私たちは階段で何枚かの写真を撮ってもらった後、音楽にあわせて会場に入場した。中央の壇上には、市役所の女性スタッフが待っていた。
このスタッフから、「夫婦は、子供を教育し、家計を安定に保ち、よき家庭を作るための行いに共に加わるべし。」などという話を聞いた後、「汝は、彼女を妻とするか、彼を夫とするか。」なる質問があった。私たちは「はい」と答え、エリやロメと共に、婚姻届けに署名した。この瞬間から、彼女は「セニョリータ」から「セニョーラ」になった。
私たちは参列者の一人一人と南米式の抱擁を交わした後、皆がシャンパングラスを掲げ、口々に「サリュー」と発した。彼女、私、ナティ、ビクトル、エリ、ロメの順に挨拶を述べ、その度に乾杯した。
敷地内の広場に出ると、心地よい陽が差していた。広場では、ロメがファニィーな写真を撮ったものだ。セレモニー用のレストラン会場を備えたCasino
de Policiaに車で移ると、皆で、食事をしながら2時間ばかりの歓談を楽しんだ。彼らとはこの日までに何度か会っていたため、話題の中心は、日本人やペルー人の料理の好み、ハネムーンなどであった。
翌日には、昨年訪問できなかったナスカやプノを含んだハネムーンを控えていたのだった。
立田潤一郎にメール junichiro1997@gmail.com
|